「座卓は大きくて処分の仕方が分からない。そもそもごみとして捨てていいの?」そんな風に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、買取依頼はできるのか、どの方法で処分を行えばいいのかについて解説します。問題なくスムーズな処分が出来るようにぜひ参考にしてください。
目次
座卓の買取は厳しくなっている
今現在、畳の生活から離れている日本人は床に直接座るという事自体があまりありません。また、大きさも重さもある座卓は、どちらかというと現代の生活スタイルからかけ離れてしまっています。そのため、年々需要が低くなってきており買取はかなり厳しい状態と言えます。
座卓の処分方法
「売れないならどうすればいいの?」と悩んでしまう方も多いはずです。ここで、そんな座卓の処分方法をご紹介致します。
解体して燃えるごみとして処分する
解体して小さくコンパクトにすることで、燃えるゴミとして処分することが出来ます。その場合、ただ解体するだけでは燃えるごみとしてのサイズにはなりません。のこぎりなどで切断しなければいけないこともあります。かなり難しい作業になりますので、無理に行うようなことはしないでください。自分で難しい場合は誰かに手伝ってもらうか、解体ではない他の方法を視野に入れるようにしましょう。
粗大ごみとして処分する
解体・切断が難しい場合、粗大ごみとして処分することになります。自治体で粗大ごみ処分するには、戸別回収をお願いする方法と、自分で直接持ち込む方法が主な方法になります。費用は自治体により異なりますが、数百円から千円前後の価格が基準となっています。また、持ち込みの際は少額ですが費用を安く抑えることが可能になります。回収依頼の場合、大体1週間前後、長いと数週間待つ必要があることを念頭に入れましょう。
フリマアプリで売る
「売るのが難しい」とお話ししましたが、全く売れないという訳ではありません。しかし、リサイクルショップなどで売るのは厳しい面があります。そこで活用すべきなのがフリマアプリです。様々な需要があり、座卓も人気のあるアイテムとなります。またリサイクルショップなどであまり売られていない分、求めている方はこうしたフリマアプリなどを利用して探す方が多くなっています。座卓の状態、劣化具合、使用年数、素材など、分かる範囲で全て詳しく記載し、デザインや雰囲気が分かるような写真を掲載するようにして下さい。直ぐに売れるという事はあまりありません。中には数か月売れないという事もありえます。
リサイクル処分で売る
座卓に使用されている材質は、かなりいいものが使われている場合が多くあります。そのため、解体して違うものに生まれ変わるという事も多々あります。座卓として売ることが出来ない場合、その素材を活かしてリサイクル処分として売るという方法もあります。ネットなどで検索すればこうした買取を行ってくれる場所は多くあるので、ぜひ見つけてみて下さい。もしも重くて運び出せないという場合、出張買取や査定のみの依頼なども受け付けてくれるところもあります。一度査定を依頼し、どのくらいの価値があるモノなのかを知っておくのもオススメです。
不用品回収業者に依頼する
「多くて運べない。」、「今すぐどうにかしたい。」そんな時は不用品回収業者が頼りになります。電話一本で依頼することが出来、自宅の中からの運び出し、トラックへの積み込みなど全てお任せすることが出来ます。しかし、悪質な業者もいるため注意してください。折角お金を払って処分を依頼したのに、それがそのまま不法投棄されてしまった、依頼する際に記入した個人情報を悪用されてしまったという事もあります。そのため、どこでもいいやと安易に決めず、評価や口コミ等からしっかりと情報を得て、本当に信頼できる業者かどうかをよく見極めて下さい。
座卓を処分する上での注意点
次に、処分する上での注意点を2つご紹介致します。
自分で解体する場合は怪我に注意する
解体・切断する場合、怪我に注意して下さい。座卓はかなり頑丈に作られており、1つ1つのパーツが予想以上に厚み、重みのあるものとなります。そのため、簡単に解体などが出来るものではありません。無理に作業を行おうとすると予期せぬ大けがをしてしまいます。とても危険な作業になりますので、難しいと感じた場合はやめておきましょう。
市区町村ごとのルールに則る
市区町村によって、ごみの分別ルールは異なります。燃えるごみとしての処分方法、粗大ごみとしての処分方法など、細かな違いが非常に多くあります。そのため、まずは最初に問い合わせなどを行い正しい手順を把握しておくようにして下さい。間違った処分をしてしまうと、回収を断られてしまう事もあります。誤りのないようにするためにも、まずはしっかり情報を収集し、徹底した準備を行うようにして下さい。
まとめ
買取が難しい座卓。その処分は非常に悩ましい所ですね。しかし、正しく処分する方法はいくつもあります。この記事でご紹介した内容をよく把握しておき、間違った方法で手放さないように注意しながら適切な処分を行ってください。
- 燃えるごみ、粗大ごみとして自治体で処分する
- フリマアプリで買い手を見つける
- リサイクルとして処分する
- 不用品回収業者に依頼して引き取ってもらう
状態や自分のやりやすい方法をよく見極めることが大切です。特に最後にご紹介した注意点を意識し、誤りのないように処分できるようしっかり準備しておきましょう。