釣竿は高級なものから安価なものまで様々あります。こだわる方はとことんこだわって釣り具を揃えるでしょう。しかし、「壊れてしまった釣竿を処分したい」、「釣りをやめたからもういらない」という方もいます。
正しく処分を行いたいけど、どうすればいいか分からないなんて方も多いのがこの釣竿です。この記事を読んで、しっかり内容を把握しておきましょう。
目次
材質によって処分方法が異なる
釣竿は様々な材質のものがあります。竹製のもの、カーボン製、木製のものなどがあり、その違いによって処分の内容も異なります。正しい処分方法は自治体により異なりますので、市役所やごみセンターなどに「この材質の釣竿はどう捨てればいいのか?」と問い合わせしてみましょう。
また、もしも材質自体が分からなければ釣具店などに聞いてみて下さい。とにかく最初はどんな材質のものなのかをしっかり把握しておくことが重要です。
釣竿の処分方法
正しい釣竿の処分方法をご紹介致します。ここで内容をよく理解し、間違った方法を選ばないようにすることが大切ですので、まずはひと通りの処分方法をしっかり知ることから始めましょう。
家庭ごみとして処分
釣竿は家庭ごみとしての処分が可能です。基本的には燃えるごみとしての処分が可能ですが、こうした分別はしっかり自治体に確認してから行いましょう。ごみ袋に入る大きさであれば、一般的に燃えるごみとして受付可能です。しかし、釣竿の場合は長さがありどうしても袋に入らないという事もあるでしょう。自力で解体・切断できるものであれば小さくしてから処分しましょう。パーツなども分別し、全てそれぞれの正しい処分方法で行うようにして下さい。
大きいものは粗大ごみとして処分
解体・切断が出来ないアイテムの場合は、粗大ごみとしての処分が妥当です。また、自治体によってはカーボン製の釣竿は大きさに関係なく粗大ごみとしての扱いのみという場所もあります。また、金属部分は取り外さなければいけない、釣り糸は外して処分しなければいけないなどのルールがあります。こうしたルール内容は自治体により大きく異なりますので、必ず事前にチェックを行うようにして下さい。
不用品回収業者に依頼
釣竿を一式全て処分したいという場合は、1本1本対処するのはとても大変です。また、「釣りをやめたから関連する用具は全てもういらない」という場合、まとめてすべて引き取ってくれる不用品回収業者に依頼を行ってください。業者よっては即日対応もしてくれるので、今すぐにでも処分してしまいたいという場合にはとても有効的な手段となるでしょう。自分で処分が面倒くさいという方にもとてもオススメです。家からの運び出しから回収、処分まで全て一貫して行えますので、とにかく早く楽に処分を希望する場合は最適です。
リサイクルショップに引き取ってもらう
釣りを趣味にしている方は非常に多くいます。そのため、リサイクルショップでもこうした中古品の買取を積極的に行っていますので、使わないけどまだまだ現役で活用できるものはぜひリサイクルショップに持ち込んで下さい。ものによってはとても高額な査定価格が付くこともあります。もちろん、釣竿本体の状態や劣化具合はとても査定価格に影響があり、比較的綺麗で目立った汚れなどがない場合は予想以上の価格で売れるという事もあるでしょう。
フリマアプリに出品
釣竿はフリマアプリでもかなり需要の高いアイテムです。「リサイクルショップに持って行ったけどあまり高額査定してもらえなかった」、「自分で希望する額で手放したい!」という場合は、フリマアプリでの出品がオススメです。釣竿の中には様々な限定品などもあり、コレクターなども多くいるでしょう。そのため、平均よりも高い価格を設定しても売れる確率は高くなるので、少し強気な金額を設定することが可能です。ぜひフリマアプリを活用し、納得のいく処分を行いましょう。
知人に譲る
知り合いの釣り仲間や友人で、新しい竿が欲しい方、これから釣りを始めようかなと考えている方はいるでしょうか。もしいれば、自分が不要になったものはぜひ譲ってください。新しく始めようとしている方がいれば、まず試しに1本だけ譲り、釣り自体を気に入ってくれれば他も一式譲る形にすると、お互い納得した上での取引が出来るでしょう。
釣竿を処分する上での注意点
釣竿の処分は注意する点が2つあります。ここをしっかり把握しておかなければ、正しい処分が出来なくなってしまうでしょう。詳しくご紹介しますので、ぜひご覧ください。
部品パーツは取り外しておく
釣竿は竿だけでなく、様々なパーツが付属しています。処分する際はこうしたパーツを取り外しておくことが重要です。先ほどもお話ししましたが、パーツごとに正しい分別方法があります。全てをまとめて処分することはできませんので、必ず取り外してから処分をしてください。そのまま処分をしても回収してもらえない場合もあるでしょう。そうなると、また自宅に持ち帰り正しく分別をし直さなければいけなくなります。手間も時間もかかりますので、最初にしっかり分別を行えるように取り外しておきましょう。
無理に解体するのは危険!
釣竿は小さくすることで家庭ごみとしての処分が可能となります。しかし、何の準備もなく無理やり解体をしようとすると思わぬ怪我をしてしまう事もあるでしょう。木製や竹製の場合は、のこぎりなどでの切断になりますが、正しく扱わなければ危険を伴います。解体場所を確保し、危なくないように対処を行いつつ解体することが大切です。自分でしっかりと安全に行う事を心掛けつつ作業を行うようにして下さい。
まとめ
釣りが趣味の方の場合、ハマっている方ほど様々なジャンルやタイプの釣竿がどんどん増えていくケースが多いですよね。気が付くと同じような釣竿が増えすぎてしまい、使わない釣竿が増えてきたと感じる事もあるでしょう。
壊れてしまいもう使えなくなった釣竿
- 粗大ごみや家庭ごみとして適切に分別を行い処分する
- 不用品回収業者に依頼し引き取ってもらう
- 必ずパーツを取り外し分別を完璧にしておく
- 解体は危険な作業なので注意しつつ行い、無理にやろうとしない
まだ使える釣竿を手放す場合
- フリマアプリやリサイクルショップで現金化する
- 知人や友人に欲しいという方がいれば譲る
釣竿の状態などを見極め、正しく納得いく様に処分が出来るようにこの記事の内容をしっかり把握しておきましょう。