無線機は趣味で持っている方から登山などで活用するという方まで、幅広い層に需要があるアイテムです。しかし、壊れたから処分したい、使う予定が無いから手放したいという方もいるでしょう。
この記事では、正しい無線機の処分方法解説しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
無線機は本体と電池で処分方法が異なる
無線機の本体と電池は、それぞれ処分方法が異なるため注意が必要です。一緒に処分してしまうと発火などの原因にもなり非常に危険ですので、ごみで出すときには処分前に必ず分別しておくようにしましょう。
無線機の処分方法
無線機の処分についてご紹介致します。大きく分けて5つのパターンになりますので、それぞれの方法をしっかり把握しておくようにしましょう。
不燃ごみとして処分する
不燃ごみとしてごみ袋に入れて収集場所に出すだけで処分完了ですので、かなり楽に手放すことが出来ます。手間もなく費用の心配もありません。不燃ごみの収集日は、自治体によって2週間で1回の回収ペースなど違いがありますので、必ず収集日を間違えないように事前に調べておきましょう。
大きい場合は粗大ごみとして処分する
大型の無線機の場合、粗大ごみとしての処分を行ってください。費用は大体500円程度となりますが、自治体によって金額に差が出ますので必ず確認するようにして下さい。
また粗大ごみとしての回収は、自分で処理施設まで直接持ち込む方法と戸別回収をお願いする方法があります。自分で持ち込む場合は、営業日、受付時間内であればいつでも持っていけるので、自分の都合がいい日に持って行き処分することが可能です。
戸別回収を依頼する場合、依頼してから実際に回収してもらうまで、1週間前後から長くてそれ以上待つ必要があります。その際に、自治体で決められている粗大ごみシールや券などを購入しておいて下さい。当日にシールなどを貼り付けて外に出しておきます。その際の立会いなどは不要です。
使用済み小型家電としてリサイクルする
無線機は小型家電リサイクル法の対象品目です。ごみの削減、リサイクルの推進のための法律ですが、大きな決まりや罰則などがある訳ではありません。しかし、地球環境を守るためにもかなり重要な法律と言えますので、なるべく小型家電リサイクル法に則った処分方法を選択してください。処分方法はとても簡単で、様々な場所に設置されている回収ボックスに投函、または自治体によってはリサイクル品を回収する場所が決められている場合もあります。まずは事前に確認し、回収ボックスのある場所、リサイクル品の回収場所を知っておくようにしましょう。
フリマアプリに出品
不要になった無線機は、フリマアプリで売ることが出来ます。全ての無線機が注目されているという訳ではないので、直ぐに売れる可能性も低い場合がありますので注意してください。「今すぐに処分したい」という方にはオススメできませんが、長くかかってもお得に処分できる方がいいという場合は、こうしたフリマプリを活用してみて下さい。
不用品回収業者に依頼する
無線機が大量にある、無線機以外にも処分したい物がある、自分で処分するのが大変な時は、不用品回収業者への依頼がオススメです。まとめてすべて引き取ってくれるので、自分で処分するような手間も時間もかかりません。引っ越しや断捨離で不用品が大量に発生した場合の利用にもオススメです。
無線機のバッテリーの処分方法
次にご紹介するのが、無線機のバッテリーの処分方法です。
充電式電池リサイクルボックスに入れる
無線機で使用されているのは多くが充電式電池となります。これは必ず取り外し、リサイクルボックスに入れて下さい。リサイクルボックスは様々な場所にありますので、自宅から近い場所を何個か把握しておくと後々も有効的に利用することが出来ます。
無線機を処分する上での注意点
無線機の処分を行う場合、意識して注意すべきポイントが2つあります。ここでその内容をご紹介しますので、しっかり把握しておいて下さい。
市区町村ごとのルールに則り処分する
ごみとして処分する際、必ず守るべきは市区町村で定められているルールです。決められた曜日や時間、分別方法や出し方など、細かなルールが多くありますが、必ず守るようにして下さい。引っ越しをした際、前の住んでいたところの処分方法で行うと、大きな誤りとなることもあります。その場所その場所によって決められたルールを、必ず厳守するようにして下さい。
回収業者に依頼する場合は業者を見定める
不用品回収業者に依頼する際に気を付けるべきなのが、業者が本当に信頼できる相手かどうかです。多くの業者は安心して依頼できる優良業者ですが、中には非常に悪質な業者がいることもあります。実際、詐欺まがいの高額な請求をされたという方や、個人情報を盗まれたため携帯の電話番号を変えざるを得なくなったという方もいます。ネットで情報収集したり、SNSなどで検索したりして、本当に信用していいか、怪しい部分はないかなどしっかり見定めるようにして下さい。
まとめ
無線機の処分と言われても、あまりピンとこない方も多いでしょう。この記事では、基本的な処分方法をご紹介させていただきました。1つ1つの内容をしっかり把握し理解することで、正しくスムーズな処分を行う事が可能となります。
とにかく迷ったら市区町村などに問い合わせを行ったりして、適切な情報を集めるようにしましょう。