手押し車は家庭菜園やガーデニングの際にかなり重宝するアイテムです。しかし、壊れたり必要なくなることで処分を検討する事も多いのではないでしょうか。
どうやって処分すればいいのか、ごみとして出すことが出来るのかなど、様々な疑問をここで解決していきましょう。
目次
手押し車とは
手押し車とは、一輪台車とも呼ばれており、肥料や土などを運ぶ際に用いられています。小学校などでは掃除をした落ち葉を入れて運ぶために使用したり、土木工事の現場でも良く活用されています。
ねこ車と呼ばれる由来
手押し車は、別名「ねこ」「ねこ車」とも呼ばれています。名前の由来は様々な説があるのですが、よく言われているのは「工事現場などで板を渡した狭い足場をキャットウォークと呼び、そこを通る台車だからねこ車になった」という説です。建築現場などで狭い足場を一本の車輪のみで渡るために名づけられたとされており、今最も有力な説となっています。
手押し車の処分方法
手押し車の処分は色々な方法で行うことが出来ます。ここではそれぞれの内容を詳しくご紹介します。
粗大ごみとして処分する
手押し車は粗大ごみとして出すことが出来るため、処分費用を払えばだれでも簡単に手放すことが出来ます。戸別回収をお願いするか自分で指定の処理施設に持ち込むかを選択してください。大体の自治体では、処分費用は500円前後に設定されています。しかし、大きさによって異なる場合もあるので、最初に一度確認しておくと安心です。また、重量もあるため自分で持ち込むことはできないという方もいるかもしれません。その場合は回収をお願いすると楽に手放すことが可能となります。回収には立ち会う必要がないので予定を開けておく必要もありません。
自治体によっては金属資源回収の対象
手押し車は自治体により資源として回収されることもあります。金属資源回収の品目になっている場合は、そのルールに沿って処分するようにしましょう。その場合、資源ごみとしての処分が出来ないので注意してください。リサイクルされ資源として活用されるため、環境に優しくごみの削減にもつながる処分方法となります。全ての自治体が行っているわけではありませんが、こうした取り組みに力を入れている地域は増加傾向にありますので一度チェックしておいて下さい。
フリマアプリに出品する
手押し車は一定の需要がありますので、フリマアプリに出品することで多くの方に見てもらうことが出来ます。庭で家庭菜園をやっている方や園芸に凝っている方はもちろん、最近ではDIYをする際にこの手押し車を使う方も増えてきています。庭を大きく変えたり、色々なものを作ったりする際に重宝するため、様々な活用方法で手押し車を求めている方が増加しています。汚れや劣化があっても、使えるものならいいという方も多いため、フリマアプリに出品することで、ごみとして処分するしかなかったものも有効的に売ることが出来ます。
リサイクルショップに買取に出す
リサイクルショップでもこうした手押し車の需要がありますが、扱いのあるお店は限られているので持ち込む前に必ず確認して下さい。また、買取可能であっても劣化が激しかったり、汚れや色褪せが目立つものは買取を断られてしまう事があります。しかし、リサイクルショップに売ることが出来ればその場ですぐ現金化できるので、ただ処分するのがもったいないと感じる方にはオススメです。地域のリサイクルショップで取り扱いがあるかどうかを一度確認してみてください。
友人・知人に譲る
家庭菜園を始めた、園芸に興味が出始めたという方がいるならぜひ譲ってあげましょう。中古でもしっかり使えるものであれば、問題なく譲ることが出来ます。最近園芸などに興味を持ったという方であれば、様々な道具を集めるのにも費用が掛かるため、このように役に立てるものがあればぜひ譲りましょう。劣化具合や使用感などを確認してもらうため、可能であれば引き渡す前に一度現物を見てもらうと安心です。
不用品回収業者に依頼する
もしも他にも処分したいという不用品があれば、迷わず不用品回収業者に依頼して下さい。全てまとめて引き取ってくれますし、分別などの手間は一切必要ありません。もちろん、手押し車のみの回収でもOKです。自宅まで引き取りに来てくれて、回収、積み込みまで全てまとめて行ってくれるので、自分で処分をするのが難しいという方にとっても非常に便利です。自分の都合のいい日に回収をお願いできるので、タイミングさえ合えば依頼したその日に来てくれるという事もあります。
手押し車を処分する時の注意点
色々な処分方法がある手押し車ですが、処分する際に注意すべきポイントあります。ここでしっかりその情報を頭に入れておきましょう。
金属資源回収の際はタイヤとチューブは分解する
前述で触れた金属資源回収を依頼する場合は、タイヤとチューブを分解しておいて下さい。あくまでも資源として回収するのは金属のみです。タイヤやチューブは一緒に資源として回収することが出来ません。
まとめ
建築作業から「ねこ車」とも呼ばれるようになった手押し車ですが、可愛らしい印象とは違い、非常に頼りになるアイテムです。
どう処分すればいいのかと悩んでいる方はここで紹介した方法をしっかり理解し、所持している手押し車の状態に合った最適な処分方法を検討してください。