すのこは様々な用途があり、最近ではDIYの材料としても人気があります。色々な形で活用されるすのこですが、その処分方法まではあまり知られていません。
「どう手放せばいいか分からない!」という悩みをこの記事でしっかり解決しておきましょう。
目次
すのこの大きさで何ゴミが決まる
すのこは様々な大きさのものがありますが、その大きさで処分の方法は決まるというのはご存じでしょうか?小さなものは100円ショップなどでも手軽に購入することが出来ますし、ホームセンターなどでは押し入れサイズや布団サイズなどの大きなものもあります。
用途などにより大きさを変えて活用しますが、その大きさでの処分方法とは一体どんなものになるのでしょうか。次のすのこの処分方法の項目で詳しくご紹介致します。
すのこの処分方法
今処分を考えているすのこの大きさはどのくらいですか?状態は把握できていますか?処分するために徹底した準備を行い、失敗しないように手放しましょう。
粗大ごみとして処分
基本的に「大きいものは粗大ごみ」というのがごみの分別の鉄則となります。すのこは木製で特別な機械や電子機器などが取り付けてあるものではありません。そのため、特に何かに気を付けることなく粗大ごみとして安心して処分することが出来ます。自治体の粗大ごみ処分のルールをしっかり守り、適切な処分が出来るようしっかり確認しておくことが大切です。粗大ごみは回収を依頼するか、自分で持ち込むかのどちらかになります。費用なども変わりますので、どちらが自分に適しているかをしっかり把握しておきましょう。
解体して可燃ごみとして処分
「お金をかけずに処分したい!」と思いますよね。その場合、自分で解体し可燃ごみとして出すという方法があります。すのこはネジで木を組み立てているものが基本です。そのため、ネジを外していけばバラバラに解体することが出来ます。
ですが、結局パーツが大きくて不燃ごみで出せない!という事もあるでしょう。その際は、のこぎりなどで小さく切断する必要があります。危険な作業になりますので、怪我などに注意しつつ的確にゆっくり行うようにして下さい。切った断面は怪我がしやすくなっているので、テープなどを貼ったり時間があればやすりで削るなどして対策しておきましょう。
不用品回収業者に依頼
「大きなすのこが大量にあって全部処分するのは大変!」そんな時は不用品回収業者が頼りになります。自宅まで引き取りに来てくれるだけでなく、家の中からの運び出しまで請け負ってくれますので、女性の一人暮らし、高齢者のご自宅、小さなお子様がいる家庭などはこうした業者に依頼した方が楽に処分することが出来ます。
費用は掛かりますが、一番簡単に処分が可能です。しかし、悪質な業者もいるため注意するようにして下さい。特に女性の一人暮らしの場合、個人情報などが悪用されてしまうというケースも珍しくはありません。一人で対応するのではなく、例えば友人や彼氏に一緒にいてもらい「一人暮らしではない」ということを自然に強調しておくと効果は抜群です。
リサイクルショップに引き取ってもらう
すのこは人気が高いアイテムですので、リサイクルショップで買取を行ってもらうことが出来ます。そこまで高額なモノではないため、買取価格もそんなに期待は出来ません。使用されている木材や大きさなどで価格は変わるので、貴重な木材を使用しているものであれば、非常に高額な査定が出るかもしれません。自分で持ち込めない場合は、出張査定などを依頼することが出来ます。無料で行ってくれるショップが大半ですが、中には運搬費用などが必要になるという事もあります。そのため、出張依頼をする際は事前に必ず確認しておくことが大切です。
フリマアプリに出品
リサイクルショップ同様に、フリマアプリに出品することでお金に換えることが出来ます。まずはすのこの状態を確認してください。汚れやカビなどがないかどうかをしっかりチェックし、消せないような汚れがある場合は写真に撮って、隠さずしっかり情報として伝えるようにして下さい。
使用年数などもわかる範囲でしっかりと伝えなければいけません。確かにきれいなのものを出品すれば比較的早く売ることもできるでしょう。しかし、説明と実物が異なっていればそれはクレームの元になりますし、トラブルの原因にもなります。フリマアプリは顔の見えない知らない相手との取引になりますので、こうした出品物の情報は正しく正確に、汚れや劣化なども必ず伝えるようにして下さい。
すのこを処分する上での注意点
処分をする上での注意点をここでご紹介致します。特に解体するときに気を付けるべきポイントを2つお伝えしますので、しっかり把握しておくようにしましょう。
解体時に出たネジなどは不燃ごみ
すのこを解体する際、ネジを取り外しバラバラにします。その時に出たネジはひとまとめにし、不燃ごみとして処分して下さい。また、その際は外しながらまとめるようにしておくと、捨て忘れなども防ぐことが出来ます。そのままにしてしまうと、ふとした瞬間に踏んで思わぬ怪我をしてしまうなんてこともあるので注意して下さいね。小さめのビニール袋などを準備しておき、解体しながら安全に気を付けつつネジの取り外しを行うようにして下さい。
解体時は広い場所で行い、1人では行わない
すのこの解体をするとき事前に解体場所を確保しておいてください。なるべく広めの場所をしっかりとることが大切です。すのこは部品が多いため、広い範囲で解体することが大切です。木の板を切るという作業を行う場合、1人で行うのは避けるべきです。大きな板を切る際は、しっかり支えつつ切断することが重要なので、誰かに一緒に作業をお願いし、協力してもらう事で安全に作業を進めてください。
まとめ
すのこはDIYでの活用も出来るため、直ぐに処分するという選択を選ぶのではなく、何かしらに有効活用できればそれがベストです。しかし、やはり中にはカビなどでどうしても使えないという場合もあるでしょう。しっかりすのこの状態を確認し、それに見合った方法を選択してください。
解体時は怪我をしないよう、リサイクルショップやフリマアプリに出す際は少しでも綺麗にしておきましょう。それぞれの処分方法をしっかり理解し、徹底した準備を行う事が重要です。