「据付家具って処分できるの?」
「自分で撤去してもいいの?」
と悩む方は多いでしょう。
「生活スタイルが変化したから不要になったものを処分したい」
「もっと使い勝手がいいものを見つけたから今あるものをどうにかしたい」
そんな時は一体どうすればいいのか、どう処分すればいいのかをこの記事で詳しくご紹介致します。
目次
据付家具の処分方法
据付家具は地震対策にも有効的で、全てが家の作りに順応したものになるため人気が高くなっています。注文住宅ではこうした据付家具に強くこだわりを持っているという方も多いのではないでしょうか。しかし、好みが変わり今ある据付家具を変えたいと思う方も少なくありません。
しかし「据付家具って処分できるの?」とほとんどの方が考えてしまいます。据付の場合、もうどうしようもないと思っていませんか?正しい方法を知っていれば撤去して処分を行い、新たに理想のものを取り入れることが可能になります。ここで、そんな据付家具の処分方法を見ていきましょう。
自分で取り外して処分
壁や天井などの接続部分がネジなどで固定されている場合、自力での取り外しが可能となります。ものによってはネジなどがない場合もありますのでしっかり見極めて下さい。自力で取り外しを行った場合、そのまま粗大ごみとして処分、もしくは小さく切断して可燃ごみに出すことが可能です。取り外したものによって処分方法は異なりますので、自治体ごとの分別ルールをしっかり把握しておきましょう。小さくコンパクトに切断したものの場合は、切断部分が鋭利になっていたりして非常に危険ですので、ガムテープなどでその部分を覆ったり、ごみ袋を重ねて処分するなどの対策を行うようにして下さい。自分自身はもちろんですが、ごみ収集の方が怪我をしてしまう事もあり得ますので安全面をしっかり考慮して処分を行いましょう。
解体業者に依頼
解体業者に依頼することで、安全に撤去してもらうことが出来ます。しかし、解体業者の中には室内の一部分だけの解体は受け付けていないという場合もありますので、まずは一度問い合わせを行ってみて下さい。また、解体業者とともにクロス業者などに依頼することで、解体後にクロス補修を行ってもらえます。しかし、業者が変わるため施工のタイミングが別日になったり長く期間があく場合がありますので、注意しておきましょう。費用は処分までを含めると約5~8万円程度となります。かなりコストはかかりますが、自分で取り外す自信のない方、自力では撤去できないもの等の場合、確実な撤去方法と言えます。
リフォーム業者に依頼
リフォーム業者に依頼することで、家具の撤去からクロス補修、処分までを全て行ってくれます。コストは解体業者に依頼する場合に比べて安く済む場合が多いですが、一部分だけの撤去よりも、お部屋全体のリフォームを行って据付家具を処分するという場合に活用することをオススメします。部分的な場合では、人件費などの方が高くついてしまいますので注意してください。撤去をリフォーム業者に依頼して、処分を自分で行うという方法もあります。その場合は少し費用も安くすることが出来ますので、依頼する際にその旨を伝えておきましょう。
不用品回収業者に依頼
不用品回収業者の場合、こうした据付家具の処分も行ってくれます。大型のものでも回収してもらうことが出来るため、安心して処分することが可能です。不用品回収業者は回収物の大きさや重さなどで費用が変わります。そのため、まずは一度見積もりを出してもらうと安心です。中には悪質な業者もおり、見積もりを出しても作業後に高額な請求を行うなどといったことがありますので、必ず信用できる業者を見極めて下さい。また、不用品回収業者は場合によっては取り外しも行ってくれることもありますので、その部分についても一度問い合わせを行ってみることをオススメします。
据付家具を処分する上での注意点
据付家具の処分を行う場合、まずは撤去するところからスタートします。撤去部分を含め、注意すべきポイントがありますので、しっかり内容を把握しておきましょう。
取り外す際には怪我に注意
自力で取り外しを行う場合、怪我には十分注意するようにして下さい。吊り棚などの場合は、しっかり棚を支えながら作業を行わなければ落下する可能性があり非常に危険です。また落下により床に大きな傷がついてしまう事もあります。可能であれば一人ではなく複数人で作業を行うようにして下さい。こうした作業が得意な方や、普段からDIYを行い工具の取り扱いに慣れている方と作業すると安心です。怪我や思わぬ事故がないよう、安全面を強く意識して作業を行ってください。また、焦らず時間をゆっくり使い、丁寧に進めていくことで危険を回避する事にもなります。
撤去から処分までまとめてやってくれる業者を選ぶ
様々な業者に据付家具の撤去や処分を依頼することが出来ますが、中には処分までは請け負ってくれないという事もあります。せっかく業者に依頼するのですから、全ての作業を一貫して行ってくれる業者を選びましょう。費用はその分かかってしまいますが、全てをまとめて依頼することが出来ればその日の内に据付家具を処分するまで完了することが出来ます。安全性と確実性を強く求めるのであれば、まとめて作業を行ってくれる業者を選択しましょう。
まとめ
- 自力で撤去し処分する
- 様々な専門業者に依頼する
据付家具の撤去や処分をする方法は大きく分けて上記の2つの方法になります。業者に依頼する場合、最も大切なのが業者選びです。信頼できる業者をしっかり見極めて選ぶようにしましょう。
据付家具の処分を安全かつ正確に行えるように、今回ご紹介した内容をしっかり把握しておくようにしましょう。据付家具を自分で撤去して処分することは簡単ではありませんが、正しい方法を知っていることで誰でも行うことが出来ます。理想の部屋作りのためにも、まずはしっかりと情報収集をして、様々な手段を把握する事から始めましょう。