ストーブは冬場の寒い時期になくてはならない必須アイテムです。しかし、いざ使おうと思って押し入れから引っ張り出したら「壊れていて使えない…!?」なんてこともあるでしょう。
処分を行うためには何処に行けばいいか、誰に依頼すればいいかなど、正しく適切な処分が出来るよう徹底して準備を行いましょう。
目次
ストーブの買い替えるタイミングについて
基本的に、一般的なストーブの寿命は6年程度、細かなメンテナンスをしっかりと行っていれば長くて10年程度となっています。しかし、それよりも早く不具合が出る場合も多くあります。そのため、5年経過してから徐々に買い替えのタイミングを見計らっておくことをオススメします。毎年新しい商品や高性能なアイテムが発表されますが、自分にとって必要な機能のみが搭載されている物を選ぶようにしましょう。
ストーブの処分方法
ストーブは5つの方法により処分することが可能です。ストーブの状態や自分の都合など、様々な要点を加味しつつ、最適な方法を選べるようにしておきましょう。
粗大ごみとして処分
基本的な処分方法として、自治体の粗大ごみに出すのが一般的とされています。多くの自治体では1辺30cm以上であれば粗大ごみとしての処分が可能になりますので、ほとんどのストーブは粗大ごみとしての大きさをクリアしているでしょう。細かなルールなどはしっかりと確認する必要がありますが、大抵はどこの地域でも粗大ごみとしての処分が可能となっています。壊れて使えないものは処分するしかないので、粗大ごみとして回収をお願いする方法が一番最適です。
買い替え時に引き取ってもらう
新しいストーブを買う際、その購入店舗に古いストーブを引き取ってもらう事もできます。しかし、どこのお店でも行っているわけではありません。法律などで決められているものではないため、お店の方針により引き取りが可能かどうかは違います。まず購入前にこうしたサービスがあるか、もし引き取りが可能であればその条件はどんなものになるのかをよく確認しておきましょう。
不用品回収業者に依頼
ストーブが壊れてしまった、でも重くて自分で運べない。引っ越しするからストーブと一緒に他にもたくさん処分したいものがある。
その時にオススメなのが不用品回収業者です。費用はかかってしまいますが、確実にすぐに処分することが出来るため、「今すぐどうにかしたい!」という場合は特にオススメです。不用品回収業者は多くありますが、どこでもいいという訳ではありません。中には「無料」と謳っているにも関わらずいざ依頼したら高額な請求をされてしまうこともあります。しっかりと見極め、信頼できる業者を吟味することが重要となるでしょう。
リサイクルショップに引き取ってもらう
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まだ使えるものであれば、リサイクルショップに引き取ってもらう方法もあります。こうした季節家電はタイミングが合えば普段よりも高く買い取ってくれる可能性があります。ショップによっては、時季外れのものは買取自体が出来ないという場合もありますので、事前にチェックしておくといいでしょう。重くて運ぶのが不可能な場合は、出張査定などを行ってくれるショップに依頼することをオススメします。中にはネット査定なども行ってくれますので、自分の都合に合わせて最適な方法を選びましょう。
オークションサイトに出品
オークションサイトでは、リサイクルショップのように時季などを気にせず春先や真夏でも出品することが出来ます。しかし、春先や真夏にストーブを出品しても、時季外れなため直ぐに売れる可能性は低くなりますが、状態がいいものであればぜひ出品してみて下さい。リサイクルショップで買取が出来ないものであっても売ることができますので、少しでもお金に換えて手放したいという際にはぜひオークションサイトを活用してみましょう。
ストーブを処分する上での注意点
処分の方法は上記の内容となりますが、次にストーブを処分する上で注意すべき内容をお伝えいたします。ストーブはこの2つのポイントをしっかり注意しつつ処分をすることが最も重要ですので、しっかり確認しておきましょう。
中の灯油は必ず抜き取る
ストーブの中にまだ灯油が残っている場合、そのまま処分することはできません。しかし、それをそのまま家庭の水道やお風呂場、外の排水溝に捨てるという事は決してしないようにして下さい。灯油は正しく適切な処分を行う必要があります。一般的なのは近くのガソリンスタンドに回収を依頼する方法です。中には有料での引き取りになることもありますので、必ず確認して下さい。近場で無料の引き取りが不可能な場合、空になるまで使い切るという方法もあります。余ってる灯油が少ない場合は使い切ることもできますが、多く残っている場合は使い切るのも困難でしょう。どの程度の残量があるかを確認し、最適な方法で抜き取ってください。
電池使用のタイプは必ず電池を抜き取る
ストーブが電池使用タイプのものは、必ず処分する際に抜き取る必要があります。電池は分別して処分しなければいけません。粗大ごみとして処分する際はもちろんですが、オークションサイトに出品する際なども事前に抜いておいてください。古い電池をそのままにしておくと、液漏れする恐れもあり非常に危険です。自分が使わなくなった時点ですぐに電池は抜き取り、こうした危険を回避するようにして下さい。
まとめ
ストーブの寿命は長くて10年ですが、冬場は毎日のように活用するアイテムです。定期的にメンテナンスを行っていても、数年の使用で不具合などが出てくる可能性は高くなるでしょう。
- 完璧に使えないもの→粗大ごみや不用品回収、下取り
- まだ使用できるもの→リサイクルショップやオークションサイト
ストーブの状態に合わせて正しい処分を選択しましょう。多少の不具合であれば買取を行ってくれる事もあるので、ストーブの状態を確認し、気持ちよく手放せるよう正しい情報を収集しておきましょう。