障子は日本らしさを象徴するものと言っても過言ではありません。しかし、生活スタイルが大きく変化してきた現代ではその数も減少傾向にあります。
家を大々的にDIYするときなどに処分するという事もあります。
そんな時に、悩まずに正しい処分が出来るようこの記事を読んでしっかりと情報を集めておきましょう。
目次
障子は自治体によって回収方法が異なる
処分を検討する場合、まず一番初めに思いつくのは「ごみとして処分する」という方法ではないでしょうか。
しかし、障子の回収方法は自治体により異なるので、必ず役所もしくはごみ収集センターなどに問い合わせを行い、正しい処分方法、手順などをしっかり聞くようにして下さい。その時に、処分しようとしている障子の状態や大きさなども伝えると、より正確な情報を教えてくれます。
障子の処分方法
障子の処分方法について詳しくご紹介致します。基本的にはここで紹介する5つの方法での処分が主なやり方になります。1つずつの内容をしっかり把握し、どの処分方法が一番適しているかをしっかり見定めて下さい。
粗大ごみとして処分する
障子は大きなものになるので、通常粗大ごみとして捨てることになります。処理施設まで自分で持ち込むか戸別回収に来てもらうかを選ぶことが出来ますので、お好きな方を選択してください。自分で持ち込む際は、引き渡すときに処理費用を払います。戸別回収の場合、回収日までに粗大ごみシールなどを購入し障子に貼り付け、当日家の外に出しておきます。
回収の場合は電話で依頼してからおよそ1週間程度(自治体によってはそれ以上)期間が空きますが、持ち込みの際は特に日数を待つ必要はありません。受付時間内であればいつでも持ち込むことが出来ます。しかし、自治体によっては事前に予約が必要な場合があるので注意しておきましょう。
小さく解体して燃えるごみとして処分する
障子を小さく解体することで、燃えるごみとして処分することが可能です。洋風の頑丈な扉などと違い、障子は木の枠組みで構成されているため、解体や切断の際は重労働となることはありませんが、切断した木がかなり鋭利になったり、破片やとげなどで非常に危険な場合もあります。そのため、厚手の手袋などを付けて作業するようにして下さい。ごみ袋に入るサイズになればそのまま処分が可能となります。
不用品回収業者に依頼する
いらない障子が複数枚あるという事もあるかもしれません。また、他にもいらない家具などを一緒に引き取ってほしい、着ない洋服が大量にあってどうにかしたいなど、多くの処分を希望する場合は不用品回収業者がオススメです。分別や解体などせずそのままの状態で引き取りを行ってくれますし、トラックへの積み込みなどの手間も全てお任せすることが出来ます。とにかくお金をかけたくないという方にはオススメは出来ませんが、手間なく楽に、素早く時短で処分したいという方にはぴったりの方法と言えます。
フリマアプリに出品
フリマアプリに出品するという方法もあります。最近では多くの方が家庭でDIYを楽しむようになってきており、この障子も様々な加工をされて生まれ変わっています。そのため、使用する用途は様々になりますが、フリマアプリでは意外と需要が高いアイテムの1つでもあります。そのため、たとえ状態があまり良くないものなどでも場合によってはすぐに売れるという事もあります。出品する際は写真で状態を分かるようにして下さい。また、サイズなどはしっかりと測り、具体的な数字を商品プロフィールに記載するようにしておくようにしましょう。
専門業者に回収を依頼する
専門業者に回収を依頼する場合、状態によっては回収不可の場合もあります。しかし、基本はどんなものでも回収してくれるため安心してください。まずは最初に問い合わせをしておいて下さい。破損しているものなどの場合、業者によってはリユース品として回収が可能という場合が多くあります。障子が複数枚ある、状態があまりよくないものがほとんど、という場合は、こうした専門業者への回収が一番オススメです。また、かなり状態のいいものであれば、業者によっては買取をしてくれることもあります。
障子を処分する上での注意点
障子の処分をする際、特に注意すべきポイントが2つあります。しっかり内容を把握しておくようにしましょう。
必ず市区町村ごとのルールに則る
ごみとして回収をお願いする場合、しっかりと市区町村ごとのルールに則って処分をして下さい。粗大ごみとしての処分は、場所により手順などが異なることがあります。不安な際は必ず事前に問い合わせをし、確かな情報をしっかり聞くようにして下さい。
売る場合には状態を確認し、送料に注意する
フリマアプリで売却する場合、売れたらその買い手に送る必要があります。障子はコンパクトにたためるものではありません。そのため、送料に注意して出品するようにして下さい。大きさがあるものはどうしても送料が高くなってしまいますし、送付場所によって送料の変化ももちろんあります。出品し料金を決める時は、この送料もしっかり考えておくようにしましょう。自分で負担するか、もしくは購入者に負担してもらうかを決めることもできます。
まとめ
障子の正しい処分についてご紹介致しました。ごみとしての処分から、業者の回収やフリマアプリ活用など、実に様々な方法で手放すことが出来ます。
自分に都合がいい処分は一体どの方法になるか、どの方法ならばお得に、または楽に処分することが出来るかをしっかり見極め、スムーズな処分が出来るようにしておきましょう。