ぬいぐるみは、人からプレゼントされたり、旅行で購入したものだったりと沢山の色々な思い出の詰まった大事なもので一般的には家庭ごみとして他のごみと一緒に捨てる事も可能ですが、大切にしていた愛着があるものだからこそ、何だかためらってしまいますよね。
目次
家にあるぬいぐるみの処分について
大切にしていたぬいぐるみ、でも最近は飾っていない。家の人から大掃除のタイミングで捨てて良いか聞かれたり、引っ越しするタイミングで手放す、処分したいことってありますよね。
でもゴミとして捨てる以外に、どのようにして手放すのが一番良いのか分からないという方は是非これからご紹介する5つの方法を参考にされてください。大事にしていたものだからこそ、手放す方法もゴミとして捨てる以外の方法を取りたいという方の参考になれば幸いです。
ぬいぐるみの処分方法
家庭ごみとして捨てる以外に思いつかずに困っていた方はご安心ください。他の方に喜んでもらい、手放すことが出来るかもしれません。
燃えるゴミとして処分する
ぬいぐるみは燃えるゴミとして処分する事が可能ですが、各自治体ごとのゴミ出しのルールを確認することが必要です。燃えない金属類のパーツは取り外し適切に分別、分解したうえで所定の方法でゴミ出しする必要があります。サイズが大きい、パーツの素材がゴミ出し出来るか分からない、というような不明な点は、各自治体の担当窓口に必ず問い合わせたうえで処分しましょう。
知人や友人に譲る
大切にしていたぬいぐるみであればあるほど次にまた大事にしてくれるセカンドオーナーを見つけるのが一番の理想です。ぬいぐるみの処分を急がない場合であれば、出来るだけ友人や知人で欲しい方がいないかを尋ねてみても良いかもしれません。
もちろん、他人にお譲りするわけですから最低限の見た目、匂い、ゴミや汚れの付着など確認して出来るだけ綺麗にしたうえでお渡しするようにしましょう。気持ちよくお譲りした後で、実物を見てやっぱりいらないなど言われるのは殊更悲しい気持ちになりますのでお譲りする相手の立場になってコンディションを写真などで先に見てもらうなどの工夫をすると良いかもしれません。
フリマアプリやリサイクルショップで売る
ぬいぐるみと言ってもブランドものであったり、海外の限定品やプレミアがついているものまであり実際にヤフーオークションやメルカリと言ったフリマアプリ、オークションサイトでも高値で売買されるケースがあります。アニメのキャラクターものなど、トレンド性が高いものもアニメの人気に合わせて価格が跳ね上がることがありますのでチェックが必要です。
- 定番の王道キャラクターのぬいぐるみ
- 人気アニメのぬいぐるみ
- テディベアなどブランド品のぬいぐるみ
- プレミアがついているぬいぐるみ
- 海外メーカー製・限定品のぬいぐるみ
こういったものは処分するよりもフリマアプリ、オークションサイトへ出品するか、買取専門の業者に査定してもらうのが良いかもしれません。本当に売れるのか不安な方は、先にサイトやアプリで相場を見てみると良いでしょう。
養護施設や支援団体に寄付する
最近では、養護施設や支援団体によるぬいぐるみの寄付が広がって来ています。施設や恵まれない子供たちのために手放すぬいぐるみを活用してもらう、喜んでもらうというのは非常に意義があって良い事ですよね。ただし、実際の多くの施設などではぬいぐるみによる支援、寄付に条件がある事が多いようですので注意が必要です。
- 小さすぎるサイズは小さい子供が誤飲するためNG
- 新品や未開封品、新品同様の綺麗なぬいぐるみのみ
上記のような、条件が記されている施設もありましたのでいきなり寄付の受付窓口にぬいぐるみを送らず、まずはお電話やメールで具体的な流れや、受付しているぬいぐるみの条件など詳しく確認しましょう。また悪意はないのかもしれませんが、施設から見れば悪質だと感じられている寄付のケースではどう見てもごみとして処分しようと考えていたようなボロボロのぬいぐるみを着払いで送りつけるというような悪質なケースもあるようです。
事前に必ずぬいぐるみの状態を写真で撮影するなどして一度確認してもらった方が施設側にも喜んで受け取ってもらえるでしょう。
お寺や神社で供養してもらう
ぬいぐるみやお人形の供養は、実は非常に歴史のあるものなのです。知らなかったという方も多いかもしれませんが、ぬいぐるみに対する思い出や感情というのは人それぞれではありますが、人間の念や思いが詰まったもので「人形やぬいぐるみは魂が入ったもの」と昔の方は考えていたため人形供養が広く行われていたようです。
気持ちよく手放すためにも人形供養としてお寺や神社に持込みお願いしても良いかもしれません。
ぬいぐるみを処分する上での注意点
ここまでで、ぬいぐるみを処分する方法を5つご紹介しました。実際に処分する方法が決まった後は、処分する上での注意点を確認しておきましょう。
燃えるゴミとして処分する場合は市区町村ごとのルールを確認する
ぬいぐるみを家庭ごみとして出すのは、違法ではありません。しかし、ぬいぐるみには金属類のパーツがついていたり普通の大きいゴミ袋でも入らないサイズのぬいぐるみもあります。燃えるゴミとして処分する場合は、状況に応じて必ず市区町村の自治体の担当窓口にお電話し手順や費用、注意点などを確認したうえで処分するようにしましょう。
気になるかたは自分で供養をしよう
ぬいぐるみの供養をお寺や神社でする方法を先にご紹介しましたが、他のぬいぐるみや人形とまとめて供養ではなく自分でやりたいという方もいらっしゃると思います。自分で供養する場合は、手順や様式よりも一番大切なのは「今まで有難う御座います。」という感謝の気持ちで送り出してやることです。そして、綺麗にしてあげたうえで処分しましょう。
まとめ
ぬいぐるみの処分方法と注意点をご紹介しました。大切にしていたものは、ぬいぐるみに関わらず出来るだけ気持ちよく手放したい、処分したいものですね。これからぬいぐるみを処分される方の参考になれば幸いです。