ミキサーは、料理の工程を簡単にしたりジュースやスムージーを作ったりとかなり活躍する調理器具です。しかし、中には全く使わずしまいっぱなしにしている方、新しいのが欲しいから古いのはもう処分したいと思っている方もいらっしゃいます。
ここでは、ミキサーの正しい処分方法をご紹介するのでぜひ参考にしてください。
目次
ミキサーの処分は自治体によって異なる
前提として、ミキサーの処分は自治体により異なりますので注意してください。処分前に市役所やごみセンターなどに問い合わせを行い、正しい処分方法を聞いておくと安心です。間違った処分をしてしまうと、回収を断られたり収集場所に放置されてしまうという事もあります。そうなったら再度また正しい方法で出し直さなければいけないのでかなり時間と手間がかかります。
そうならないために、しっかりと情報を収集し適切な処分を行えるように準備しておくことが大切です。
ミキサーの処分方法
ミキサーの処分方法はどんなものがあるか、ここで詳しくご紹介致します。ミキサーの手放し方は大きく分けて5つのパターンに分けられます。それぞれの内容をしっかり把握し、自分に合った処分を選択して下さい。
不燃ごみとして処分する
自治体により異なりますが、多くの場合は不燃ごみとしての処分が可能です。普段のごみと同じようにごみ袋に入れ、決められた曜日、時間に収集場所に出すようにして下さい。特に他のものと同じ袋であっても問題ないですが、自治体によってはミキサーのみで袋に入れなければいけないという事もあります。細かな部分は直接問い合わせを行い確認するようにして下さい。
粗大ごみとして処分する
大きいタイプのミキサーであれば、粗大ごみとして処分することが出来ます。大体1辺の長さが30cm以上のものであれば粗大ごみになりますが、この大きさの規定も自治体により異なりますのでしっかり確認して下さい。また、自治体によってはサイズに関わらず、「ミキサー」という品目自体を粗大ごみとしている場合もあります。そういった際には、大きさが既定のサイズより小さくても不燃ごみとして出すことはできません。
小型家電リサイクルボックスで回収する
ミキサーは小型家電リサイクル法の対象になっているため、指定の回収ボックスまでミキサーを持参し、投函することで処分することも可能です。ごみとして捨てるよりも、環境保護のためにもなるのでかなりオススメの方法と言えます。
不用品回収業者に依頼する
ミキサー以外にも不要なものがある、大きな家具を処分したいけど自分一人で運べない、という場合には不用品回収業者への依頼することでまとめて処分できます。その際、業者の中にはかなり悪質なやり方をしているものもありますので、注意が必要です。実際に、高額請求された、処分したはずのものを不法投棄されたというトラブルもあります。信頼できる業者か必ず見極め、失敗しないように、様々な業者を注意深く比較するようにしましょう。
知人や友人に譲る
もし周りに欲しいという方がいれば譲るという方法もあります。まだ現役で使えるものであれば、これからも活用してもらう事でごみを減らすことにもなります。中には「古いものでも動けばいい」という考えの方もいらっしゃいます。その際、劣化具合など正しく的確な状態を把握しておき、どんなものなのか分かるように説明する必要があります。譲る場合はしっかり掃除をし、1つ1つのパーツを丁寧に洗っておくと良いでしょう。
ミキサーを処分する上での注意点
次に、ミキサーを処分するうえでの注意点を2つご紹介致します。ミキサーの処分において、特に意識すべきポイントをまとめましたので、内容をしっかり把握しておくようにしましょう。
必ず市区町村ごとのルールに則る
市区町村ごとのルールはしっかり厳守して下さい。大きさで処分方法が分かれるのか、もしくは大きさに関わらずミキサーは全て粗大ごみになるのかなど、その市区町村によって異なります。また、自治体によって、リサイクル品目の場合はごみとしての処分を受け付けていない場合もあります。分別や捨て方が分からない場合、市役所などに確認を行った後に処分を行うようにしましょう。
ミキサーは新品未使用でないと売ることはできない
小型家電は人気が高いものが多くありますが、ミキサーは基本的に新品未使用品でないと売りに出すことはできません。絶対に売れないという訳ではありませんが、中古品の場合は買取が難しいことがほとんどで、売れたとしてもかなり安い価格になります。新品未使用のもの、販売から2~3年という比較的新しいもの以外は基本的には売れないと思っておきましょう。
まとめ
手作りドリンクなどを作るために活用できるミキサーですが、中にはどうしても処分しなければいけないという事もあるかもしれません。自治体ごとに決められた正しい処分方法は大きく異なることもあります。しっかりと事前に情報を収集し、正しく失敗のない処分が出来るようにすることが大切です。
この記事を読んで「そういえばミキサーなんてここ何年も使っていない」と考えたあなた、ぜひこれをきっかけに処分をしてみてはいかがでしょうか。