マットレスは長く使用すれば傷み本来の役目を果たさなくなります。そのため、適度な期間で処分をし、新しく買い換える必要があります。また、引っ越しをするから必要なくなる、別のマットを買ったからもういらない、なんて事もあります。その際の処分方法はどんなものがあるかご存じでしょうか?様々な疑問にこの記事でお答えいたします。
目次
マットレスは基本は粗大ごみとして処分する
大きなマットレスは粗大ごみとして出すのが適切です。粗大ごみは回収場所が一般ごみと異なっているのが大半です。また、依頼して引き取りに来てもらう、もしくは自分で持って行く方法になりますが、自治体でこの引き取り方法も異なります。まずはお住いの地域の粗大ごみの出し方やルールを知るところから始めて下さい。
マットレスの処分方法
「マットレスは粗大ごみ」と先ほどお話ししましたが、方法は1つではありません。ここで、他にはどんなやり方があるのか、もっと簡単に処分できるのかなどの疑問を解消していきましょう。
新品購入時に引き取ってもらう
新しく購入する時は、そのお店によって古いアイテムの引き取りを受け付けてくれるところもあります。全てのお店で行っているサービスという事ではないため、まずは事前に確認をしておくと安心です。必ず購入することが必須となりますので、検討している場合はこうしたサービスの充実があるかといった判断材料も、お店選びに役立たせてください。
知人に譲る、フリマアプリ等で販売する
中古品となってしまいますが、まだまだ現役で使えるアイテムを処分してしまうのは何だか勿体ないですね。そんな時は、周囲に必要な人がいないか聞いてみましょう。また、フリマアプリなどでもこうしたマットレスの需要は高いため、出品してみるのも一つの方法としてオススメです。ちょっとでもお金に変えたい、直ぐに処分したいという場合は、他の出品アイテムと比較し少し安めに設定すれば、驚くような速さで買い取り手が決まることもあり得ます。
粗大ごみとして処分する
記事冒頭でもお話ししたように、マットレスの基本的な処分方法は粗大ごみとして出すことです。出し方は自治体により異なりますので必ず確認をしてください。スプリングが変形してしまったり、厚みが無くなり本来の機能を果たせなくなっているようなものは売れる確率も低くなり、譲り受けてくれる方もいないかもしれません。そうなればもうごみとして出す方が手っ取り早く処分できますので、自分が処分を検討しているマットレスの状態をしっかり確認しておきましょう。
不用品回収業者を利用する
不用品回収業者は、どんなものでも引き取ってくれるためとても助かります。壊れていても問題ありませんので、粗大ごみとして出す方法以外にもこうした業者にお願いするのもいいですね。その際、もしも自宅の中で「これも処分したい!」と考えているものがあればついでに持って行ってもらいましょう。年末の大掃除時期などに被れば、一気に家の中をきれいにすることも可能になります。
細かくして家庭ごみとしてだす
粗大ごみとして出すことをオススメしたマットレスですが、例えば長年使ってペラペラになったもの、コイルなどがなく綿のみのマットレスで簡単に小さくできるものなどは、家庭ごみとしていつも通りのごみの日に出すことが出来ます。その際は可燃ごみとして出しましょう。基本的にごみ袋に入る大きさであれば家庭ごみとして回収してくれます。コストもかからずどこかへ持っていくといった手間もないため、可能であればこの方法が一番ベストになります。
マットレスを処分する上での注意点
ここまでで、処分方法をご紹介させていただきました。次に、マットレスを処分するにあたっての注意点をお伝えいたします。ここをしっかり把握し、失敗しないように処分方法を見極めておきましょう。
廃スプリングマットレスは適正処理困難物
主な種類はベットマットレスになります。床に敷いて使うタイプのものであれば、上記のような方法から選ぶことが出来ますが、ベットマットレスはそういう訳には行きません。金属製スプリングが強く編み込まれているため、解体するのが非常に困難です。そのため、粗大ごみとして回収をお願いした場合、他の粗大ごみ以上のコストが掛かってしまうなんてこともあり得ます。一度、市役所などに問い合わせ、費用や処分方法をしっかりと確認しておきましょう。
回収業者を見定める
マットレスの処分方法で回収業者への依頼がありますが、どんな業者でもいいという訳ではありません。自分と相性のいいサービスなどを行っている業者もありますし、費用を安く設定している業者、人柄がよく信頼できる会社など、その特徴は様々です。極稀にですが悪質な業者が混ざっていることもあります。もしも怪しい業者を見かけた際には依頼せず、速やかにお住まいの地域の役所へ相談して下さい。
家庭ごみとして出す際には怪我に注意する
家庭ごみとして処分する際、小さく切断する必要があります。その際、とにかく怪我だけには十分注意してください。勢いよくカッターなどで切り刻んでいると、ひょんなタイミングで手にけがを負ってしまう事もあります。紙のように簡単に細かくできるようなものではないため、十分に注意しつつ作業を行いましょう。
また、ばねなどが入っている際にも手を切ってしまったりといった怪我に繋がりやすいため、細心の注意を払う必要があります。
まとめ
大きなマットレスが家庭ごみとして出せるのは驚きですね。その場合、出来る限りコンパクトにカットして処分するようにしましょう。
こちらの記事でお伝えした注意点をしっかり把握し守っておけば、どんな方法でも正しく適切な処分が可能となります。
- もう使えないマットレス→粗大ごみ・家庭ごみ・不用品回収業者
- まだ使えるマットレス→引き取り・知人や友人に譲る・フリマアプリ活用
基本はこの分類となります。大きくて場所を取るマットレスですから、処分を考えたらなるべく早く手放したいと思いますよね。しかし、そんな時こそ焦らずに、どんな処分方法があるのかをよく理解しておくことが肝心です。その中で自分にとってやりやすい一番最適な方法を選択できるようにして下さい。