鏡台(ドレッサー)を引っ越しのタイミングで処分したいけどかなり大きいしどう処分しよう?
祖母が使っていた鏡台(ドレッサー)を誰も使わないので処分したいけどどうしよう?
鏡台(ドレッサー)は、最近の住宅事情も伴って利用する方がかなり減りましたが、以前は結婚時の婚礼家具といえば鏡台を用意するのは当たり前という時代もありました。木製のものが多く、サイズも重量も結構な物になるため、『粗大ゴミとして捨てようにも一人では難しそうだし、おばあちゃんが大事に使っていた鏡台だからゴミとして捨てていいのかな』、などと処分方法での不安もあると思います。
本記事ではこれから鏡台を処分したい方に、3つの処分方法と家族が大切にしていた鏡台の適切な処分方法も併せてご紹介します。また鏡台を処分する際の注意点もご紹介していますので是非、参考にしてください。
目次
種類、サイズで処分方法に変わりはない
鏡台は、その種類からサイズまで様々なものがあります。そのため、今自分がもっている鏡台の処分方法が良く分からないと悩んでいる方もいるでしょう。しかし、基本的には種類やサイズで処分の方法に変わりはありません。基本的な鏡台は大きさも一定以上のものとなりますし、種類なども気にするほど大きく異なるものではありません。深く考えすぎず、スッキリと処分が出来るようこの記事で処分内容をしっかり把握しておきましょう。
鏡台の処分方法
鏡台の処分方法を3つご紹介します。ゴミとして処分する方法以外に、フリマアプリで個人売買する方法などもご紹介しています。
粗大ゴミとして出す
鏡台を粗大ゴミとして処分する事は可能です。しかし、鏡台のサイズや素材によっては自治体のゴミ回収では処分を受け付け出来ない場合があります。そのような場合には、不用品回収などの専門業者に依頼が必要です。また粗大ゴミとして処分が可能な場合でも、鏡台のある場所から自治体が指定した回収場所までは自分で運搬、搬出する必要があるのでサイズや重量をチェックし自分自身で運び出せるかといった点についても確認が必要です。そして、鏡台は鏡がついているためゴミ出しをする場所への移動中に鏡が割れて怪我をしないように注意しましょう。
不用品回収業者に依頼する
鏡台を粗大ゴミとして処分が出来ない場合や、一人では運べないような大型の家具・家電などで処分したい物があれば、鏡台とまとめて不用品回収業者に回収してもらうのが、ベストです。
不用品回収業者によっては、回収したものを商品としてリサイクルショップで売買したり資源として再利用することで利益を得るなどしますが、鏡台の中古品は、一般的にはあまり需要が多くないため買取は難しいと考えておいた方が良いでしょう。
フリマアプリで売る
鏡台は、メルカリ、ヤフオクなどといったフリマアプリやオークションサイトなどで人気商品とまでは行きませんが新品のみならず、中古品を含めて売買されています。特に人気の鏡台が、アンティーク家具と呼ばれるジャンルの鏡台です。中には海外のアンティーク調の鏡台が10万円を超える価格で売買されていました。他にも日本の古き良き伝統的な古い鏡台が5万円近くで売れるなど鏡台は新しさよりも古さと歴史を感じるようなものが人気のようです。併せて、北欧やヨーロッパのブランド物の鏡台なども人気のようです。
不安な場合はお焚き上げをしてもらう
鏡台を身内・ご家族の方が大切にされていて、不用品として処分する事にためらいがある場合はお焚き上げで丁寧に供養したうえで感謝の気持ちを持って気持ちよく手放すのが良いでしょう。またお焚き上げは、ご近所のお寺や神社、お宮などで受付をされており、特別な施設でする必要はありません。
この時に必ず電話やメールなどで事前にお問い合わせをして受け付けが出来るか、お焚き上げしてもらえる場合には、その費用や手順、日時などを詳しく確認しておきましょう。一般的にお焚き上げの際には、お寺や神社の方も鏡部分の処分には困られることが多いそうなので持ち帰るか事前に処分するなどしておくと良いでしょう。
鏡台を処分する上での注意点
鏡台を処分する際に気を付けておきたいポイントを2つご紹介します。鏡台は重量もあり鏡部分が割れてケガをするケースもありますので自分で処分する場合は十分に注意してください。
市区町村ごとのルールに則り処分する
鏡台を粗大ゴミで捨てる場合は、必ず市区町村ごとのゴミ出しのルールや処分の手順を守って気持ちよく処分するようにしましょう。特殊な素材やサイズでなければ、ほとんどの自治体で粗大ゴミで処分する事ができますが費用や回収の手順は、それぞれの自治体で異なるため必ず市区町村の担当窓口に電話して聞いてみてから処分しましょう。「前住んでいた場所はこんな処分方法だった」「友人の住んでいる地域はこうやって処分していた」という情報があったとしても、ルールはそれぞれ異なっています。必ず確認して正しい処分方法をしっかり把握するようにしておきましょう。
中身が入っていないか必ず確認する
よくニュースなどで捨てられた大型家具や収納家具から大金が見つかったという事が放送されていますが、捨てる事ばかりを考えるのではなく鏡台の中身を全て確認してから捨てるようにしましょう。思わぬものが出てくるかもしれません。
またどうせ捨てるからと鏡台の引き出しなどに不要品を入れたままで処分する方もいるようですが一般的なマナーとして、引き出しなどは綺麗にしたうえで処分するようにしましょう。間違っても、これ幸いとごみを引き出しに詰めるなど悪質なマナーや常識のない行動はしないように注意しましょう。
まとめ
鏡台の処分方法は、粗大ゴミで処分する方法が一般的です。もしヨーロッパや北欧のブランド物の鏡台や、アンティーク調の鏡台などであればフリマアプリなどで売却するのが良いかもしれません。日本の古い歴史ある鏡台なども高額で売買されていますので、古すぎるからなどと自分で判断せず一度情報収集してみることをオススメします。