キーボードはパソコンの周辺機器の中でも特に使用頻度も高いアイテムです。最近ではコロナの影響で自宅で仕事を行う方も増え、キーボードが壊れてしまったという方も多いです。パソコン関連のアイテムはどう処分すればいいのか非常に悩みますね。
ここでは、そんなキーボードの処分についてご紹介致します。
目次
キーボードの処分方法
キーボードは本体にデータなどを保存しておくものではありません。そのため、難しい処理などをしなくても楽に処分することが可能です。キーボードの効きが悪い、誤動作が起きる、などといった場合、業者に修理を依頼すると最低でも1万円以上はかかってしまうため、修理するよりも新しく買い替えを検討するという方も多いです。
そのためキーボードの処分は、壊れて使えないものをごみとして処分する、リユースメーカーやパソコンメーカーなどに依頼して処分するという方法が一般的になります。ここでは、それぞれのキーボードの処分方法についてご紹介致します。
自治体の指定方法で処分する
基本的に燃えないごみとして処分可能ですが、その際キーボードの大きさに注意してください。例えば1辺が30cm以内であれば燃えないごみとして、1辺が30cm以上の場合は粗大ごみとしての処分になります。また、地域によっては燃えないゴミではなく金属ごみとして扱われる場合もありますので、処分前に確認しておきましょう。
さらに、単にごみとしての処分ではなく、ショッピングセンターや量販店、公民館などに設置されている小型家電回収ボックスに入れることができます。この回収ボックスはキーボード以外の小型家電を処分する際も非常に役立ちますので、どこにあるか頭に入れておくようにして下さい。
パソコンのリユースメーカーに依頼する
リユース業者への依頼の一番のメリットは、どんなメーカーのものでも回収してくれるところです。「パソコンのキーボード」であれば、メーカー、ブランド問わず何でも引き取ってくれます。ですが、一つ注意点としてあげられるのが発送までの手間です。基本的にこうしたリユース業者へ処分をお願いする場合、キーボードそのものを自分から配送する必要があります。
そのため、梱包を行い発送するという手間がかかってしまいます。しかし、基本的には無料で引き受けてくれるため配送料などは一切かかりません。大体のリユースメーカーは依頼をすると返送用の箱や伝票などを一式送ってくれますので、そこにアイテムを入れ梱包し、コンビニや運送会社に持っていけば完了です。そのため、「住んでいる場所が遠いから依頼できない」、「車が無いから持っていけない」といった問題も心配ありません。
パソコンメーカーに依頼する
パソコンを購入した時についている純正キーボードの場合のみ、回収を依頼することが出来ます。基本的にメーカーへの回収はパソコン本体とセットという場合がほとんどになります。そのため、単体での依頼は出来ないこともあるため必ず事前に確認を行ってください。また、2003年以降に生産されたものには「PCリサイクルマーク」というものがついています。
これがあれば無償での依頼が出来ますが、それ以前のものに関しては別途料金が発生する場合もありますので注意が必要です。もしも使用しているキーボードが純正でない場合、また、他メーカーのキーボードを使用しているという場合は100%メーカーでの処分は出来ませんので、リユースメーカーへ依頼した方が確実です。
家電量販店に依頼する
例えば新しいキーボードを購入する際、一緒に古いものを引き取ってくれることもあります。自分で店舗に持っていくことになるので、煩わしい梱包作業などの手間がなく楽に処分できます。まずは購入するお店に問い合わせてみて下さい。店舗によっては回収するのに別途料金がかかる事もあるかもしれません。
処分だけを依頼という形では受け付けてもらえない可能性が大きいため注意してください。基本的には新しいアイテムを購入をした場合のみになります。購入と処分を同時に行うことが出来るので、スムーズな取替がしたいという方には一番オススメの方法となります。
キーボードを処分する上での注意点
キーボードの処分について、状況に合わせた最適な方法を選べるようにしましょう。その際、注意すべき点をよく理解しておくことが重要です。
自治体によってルールが異なるので確認する
壊れたアイテムでは、捨てるか回収してもらうかのどちらかが基本です。ですが、その方法自体も自治体により異なりますので、まずは必ず確認しなければいけません。自治体に確認を行う際には、小型家電回収ボックスの設置場所なども教えてくれますので、近場にあれば一度確認しておきましょう。粗大ごみとしての正しい方法、燃えないごみとしての処分方法など、その地域ごとのルールに沿って行いましょう。
キーボードだけでは回収してもらえない場合も
先ほどの処分方法でもお話ししましたが、キーボードのみでの回収を行ってくれる場合は限られてしまいます。ほとんどの場合、パソコン本体と一緒でなければ引き取ってくれません。また、キーボードのみの回収を依頼する場合でも別途料金がかかってしまう事も多く、少なからずコストの負担は発生してしまいます。
また、粗大ごみのサイズを超えないよう自力で解体し小さくする事を考える方もいますが、プラスチック破片などで怪我もしやすくなりますので、オススメできるような方法ではありません。正しく適切な方法を守りましょう。
まとめ
キーボードはパソコンを活用するのに欠かせないものですが、どうしても破損や不具合が起こりやすいものにもなります。時には数年の間に買い替えなければいけないとなることもあります。自分で修理をするという例もありますが、それには専門的な知識やスキルが必須ですので、誰でも簡単にできるというものではありません。そのため、正しい処分方法をしっかり把握しておくことが大切です。
こちらでご紹介した方法をしっかり頭に入れ、いざという時に迷わず処分できるように準備をしておきましょう。