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一斗缶の不用品回収・処分方法

公開日: / 最終更新日:

一斗缶(いっとかん)は調味料や塗装用品などで活用されており、近年一般家庭もこうしたものを購入するという方も増えてきていますね。しかし、実はこの一斗缶、処分方法が分からず悩んでいるという方も同じように増えてきているんです。

ここでは、そんな一斗缶の正しい手放し方をご紹介致します。

自治体ごとに処分方法が異なるので確認しておく

一斗缶の処分は必ず事前に確認しておくようにしましょう。基本的には普通ごみと同じように「缶」としての処分が可能にはなりますが、中には一斗缶独自の処分方法を行っている自治体もあります。費用面や処分内容など、その地域ごとに全く異なりますので、しっかりチェックしてから廃棄するようにしましょう。

一斗缶の処分方法

ここで、一般的な処分方法をご紹介致します。大きく分けて4つの方法に分けられますので、自分の都合や予定、また、どう手放したいか、一斗缶はどんな状態なのかなどをしっかり明確にしておきましょう。そこにピッタリ合う処分方法を選ぶことが大切です。

自治体で処分

先ほどもお話しした通り、自治体での処分ももちろん可能です。しっかり確認を行い、どう分別して処分するのかをチェックしておいてください。一斗缶は、文字通り「缶」に分類されますので、お住まいの地域の缶の処分方法を必ず守りましょう。そのままの形で出してもいいのか、つぶして出さなければいけないのかなど、こうした捨て方も自治体により異なっていますので、不安な場合はごみ収集センターや市役所などに問い合わせをしてから処分するようにして下さい。

不用品回収業者に依頼

一斗缶が大量にある場合、その全てを自力で処分するのは大変という事もあります。また、例えばDIYなどで一斗缶を使用した場合、他にもたくさん処分したいものが出てくるでしょう。そうした時は不用品回収業者に依頼することで解決できます。全て自宅まで取りに来てくれるため、こちらからどこかに運び出すという手間もなく、簡単に処分することが出来るでしょう。量や重さにより料金は変わりますので、事前に様々な業者に見積もりを依頼するといいでしょう。しかし、中には見積もりを出してもらっても実際の金額と全く異なる高額請求をする悪質な業者もいます。必ず信頼できるところか確認してから依頼するようにして下さい。

リサイクルショップに引き取ってもらう

どんなリサイクルショップでも取り扱いがある訳ではありませんが、ここ数年DIYが流行したり、自宅で様々な作業を自分で行う方が増加しているという背景から、業務系アイテムの需要が高まりつつあります。今まではこうした一斗缶は、業務用、業者の扱う特殊なモノという認識が強くありましたが、今はそんな考えもなくなってきています。多くの方が様々な用途で活用しています。

そのため、決して需要がないものではありません。高値が付くという期待はあまり持てませんが、少しでもお金に換えて、お得に処分したいという場合はリサイクルショップに持っていくのもいいでしょう。その際は、必ずきれいな状態にし、汚れや付着物がないようにしておくことが大切です。汚れたままでは最悪引き取り出来ないとなってしまう事もありますので、事前にしっかり掃除しておくことをオススメします。

買取業者に依頼

一斗缶が大量にある場合や、どうしても汚れが落ちなくてリサイクルショップで買取してもらえないものなどがあれば、買取業者に依頼するという方法もあります。業者にも様々な種類があり、製缶所や製鋼化加工の業者などで買取が可能です。事前に問い合わせし買取できるか、どんなものなら買取してもらえるのかなど、細かく聞いておくと安心です。基本的には自分で持ち込むという形になりますが、量が多かったり何かしら持ち込みが出来ない理由などがある場合、相談すれば引き取りに来てくれる事もあります。その際は、業者によっては料金が発生する事もあるのでこうした部分もしっかり確認しておきましょう。

一斗缶を処分する上での注意点

次にご紹介するのは、処分する際に特に気を付けるべきポイントです。一斗缶を手放す際は必ず守らなければいけない重要ポイントがありますので、しっかり把握しておくようにしましょう。

中身は抜き取っておく

一斗缶を処分する際、必ず中身は空っぽの状態にしなければいけません。中身が入ったまま一斗缶を処分しようとする方がいますが、これはごみ捨ての分別の基本中の基本です。

例えば自治体のごみ回収に、缶として一斗缶を出した場合、地域によっては回収拒否でそのまま残されるという事もあるでしょう。他の方の迷惑にもなり、ゴミ捨て場にずっと残されるという状況は景観的にもあまりいい気持ちにはなりませんね。正しく処分できるよう、必ず中身は全て抜き取っておくようにして下さい。

抜き取る際に液体の毒性に注意

一斗缶の中身を抜き取る際に特に注意しなければいけないのが、中に入っている液体の毒性です。例えば食用油などであれば特殊な毒性などに注意する必要はないでしょう。しかし、ペンキなどの場合、シンナーなど有害な物質を吸い込んでしまう事もあります。中身を処分する際、マスクを必ず着用し、ゆっくり時間をかけて処分しなければいけません。また、そのまま排水溝などに流すと水質汚染の原因にもなりますので、絶対にしないでください。少量の場合であれば新聞紙に塗り、乾かして捨てるなどし、正しく安全に処分することを徹底しましょう。

まとめ

近年一般家庭にも流通している一斗缶。ただ捨てるのではなく、DIYで様々な活用方法を見出すことでごみを減らすことにも繋がります。処分する際は必ず自治体のルールに沿って処分し、身勝手な理由で不法投棄などをすることが無いようにしましょう。場合によってはお金に換えることもできます。処分方法をしっかり把握し、自分はどう処分したいか、どのような方法が合っているかを考えておきましょう。

  • 中身の毒性に気を付けながらきれいに抜き取り、掃除する
  • 自治体で処分するときは必ずルールを守る
  • リサイクルショップへ持ち込む際は見た目をきれいにしておく
  • 業者に依頼する時は事前に問い合わせをして方法を聞く

 

以上の内容が、この記事でお伝えした一斗缶の処分方法です。気持ちよく処分が出来るよう、それぞれのルールをきっちり守って行いましょう。

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