椅子の種類は非常に豊富で、処分の方法も大きく異なります。不要になったアイテムを適切に手放せるように知識を得ておきましょう。
椅子は大きなものですので、そのままいつものごみ回収の場に捨てることはまずできません。どんな方法が一番適切か、しっかりと比較できるようこの記事で内容の把握をしておきましょう。
目次
椅子の処分方法
椅子の処分方法は大きく分けて6つのパターンに分類されます。自身が処分しようとしている椅子はどんな状態なのか?どう処分するのが一番適切なのかをしっかりと見極められるようにすることが大切です。
フリマアプリで売る
どんな椅子でも必ず「ほしい」と思う方がいますが、現代ではお店に行って買うというよりもネットでの購入が主流となっています。そのため、利用者数が多いフリマアプリを活用することで、面倒な手間や手続きなどをすることなく処分することが出来るでしょう。フリマアプリであればこちらから売る形なので、捨てるというよりもお金に変えるという方法になります。ごみとして処分するよりも環境的にもいいですし、購入者も目当てのものを手にすることが出来るためとても効率的な方法と言えるでしょう。
リサイクル業者に売る
椅子はリサイクル業者に引き取ってもらう事が可能です。上記のフリマアプリでの処分方法は、自分の値段が付けられるというメリットと共に、いつ売れるか分からないというデメリットがあります。しかし、リサイクル業者の場合は指定した日にちに回収に来てくれるので、不用品が邪魔になるという事も少なくなるでしょう。家が狭いから早く処分したいという方に特にオススメです。
知人や友人に譲る
椅子が欲しいという方は周りにいませんか?モノによって椅子は意外と高額で、例えばダイニングテーブルに合わせた椅子を新しくしようと思っても、全て揃えるとなるとそれなりに費用が掛かります。また、コロナの影響でリモートワークが増えてきた背景から、仕事用の椅子が欲しいという方もいるでしょう。もしもそういった方が周りにいたら、ぜひ譲渡する方法を選んでください。まだ使えるけどうちではいらない。そんなアイテムがあれば、欲しいという方に譲ることで相手にも喜ばれますしごみにもなりません。こうした譲り合いは信頼関係の構築にも役立ちますので、一石二鳥にも三鳥にもなりますね。
粗大ごみで処分する
脚が折れてもう使い物にならないものであれば、フリマアプリで売ったり誰かに譲るという事は出来ません。その際、一番ポピュラーな方法が粗大ごみとして回収してもらう事です。自ら運ぶこともできますし、依頼して回収に来てもらう事もできますので、自分に最適な方を選択しましょう。
解体して燃えるゴミに出す
多くの場合、椅子は解体することが出来ます。もしも自力で解体・分解することが出来れば、可燃ごみとしてごみ収集場へだすことが可能です。しかし、素材によっては適切な方法で処分しなければいけない場合も出てきますので、素材確認は怠らないように事前にチェックしておきましょう。住んでいる地域の分別方法も把握する必要があります。
不用品回収業者に依頼する
テーブルやソファに比べると椅子は小さいものになりますので、そこまで邪魔にはならないかもしれません。しかし、新しいものを買うから邪魔になる、引っ越しするから早く処分してしまいたい、なんてこともあるでしょう。すぐに家から出したいという時には不用品回収業者が最適です。もちろんそれなりに費用はかかりますし、どの業者でもいいという訳ではありません。しっかり見定めることが重要ですが、早く処分したいという場合には、一番手っ取り早い方法になります。
椅子を処分する上での注意点
椅子は処分するときに特に注意しなければいけない部分があります。上記でご紹介した方法で、特にここだけは気を付けたほうがいいという事をご紹介致しますので、しっかり把握しておきましょう。
ブランドの椅子や人気の椅子は高く売れるのでフリマアプリを利用しよう
特に需要があるのがブランドや専門店の椅子になります。こういったものは普通のものより耐久性に優れデザインもオシャレなため、長く愛用できるという特徴がありますが、同時に値段が張るというデメリットもあります。欲しいけど手が出せないとあきらめている方も多いでしょう。処分する椅子がそういったものであれば、ぜひフリマアプリを活用してください。中古品への理解がある方が大半ですので、古くてもこのメーカーのものが欲しい、このブランドが好きだから中古でも買いたいという方が多くいます。もしかしたら、予想以上の速さで購入者が決まるかもしれませんよ。
事業主がオフィスチェアを処分する場合は事業ごみになる
事務所を移転するから椅子を処分したい、新しく買い替えるからオフィスチェアをなくしたいという方も多いでしょう。しかし、事業者がオフィスチェアを処分する場合、家庭ごみとは別の「事業ごみ」になります。事業ごみの処分方法は各地域により大きく異なりますので、処分の際は必ず確認する必要があります。無料で回収できるところ、有料で回収を受け付けてくれるところというように、費用面でもかなり違いがありますので、必ず事前に確認をするようにして下さい。
解体して燃えるごみに出すときには素材ごとに分ける
可燃ごみとして出したいから解体する!という場合、先ほどもお話ししましたが、素材ごとに適切な処分方法を行う必要があります。解体して出たごみは、燃えるゴミか燃えないゴミか、資源ごみになるのかなどしっかり確認し、間違わないようにしてください。また、解体作業は危険ですので、軍手をはめて怪我などを防ぐようにすると安心です。
まとめ
椅子のような家具は、どんなシーンでも活用できる万能アイテムです。食事の際にテーブルに向かうために使う椅子、庭で一休みする際に使う椅子、リビングでくつろぐための椅子、勉強するための椅子など、その用途は様々あります。デザインや大きさもそれぞれ異なっており「椅子」という括りとして見てもその種類は多く分けられるでしょう。
一般家庭のものかオフィスで使用したものかで最適な処分方法は異なります。しっかり知識を得て、正しい処分を行えるようにしましょう。