本棚は雑誌やマンガ本などを片づけるだけでなく、様々な収納として使える非常に便利なアイテムの1つです。しかし、壊れてしまったり引っ越しのタイミングで処分を考える方も少なくありません。正しい処分方法を知り、適切に手放せるよう準備が必要です。
この記事では本棚の処分方法や活用方法、様々な注意点などをご紹介致します。
目次
本棚の処分方法
本棚の処分方法は大きく分けて4つのパターンになります。どの方法を選ぶのが適切か、内容をよく理解し選択して下さい。どのように行えばいいのか、大きさで方法は変わるのか、など、本棚の処分方法を1つずつ詳しくご紹介致します。
分解して燃えるゴミとして出す
本棚はほとんどが木製です。大きくても、解体可能であれば燃えるごみとして処分することが出来ます。その際、釘や棚の支えなどが鉄製の場合は分別の必要があるので注意してください。また、板は大きいままでも燃えるごみとして出せるサイズかどうかを確認しておくと安心です。
自治体に定められた大きさ以上のモノになれば、燃えるごみではなく粗大ごみとしての処分になります。『お金をかけずにどうしても可燃ごみとして処分したいけど、大きさがオーバーしてしまう』そんな時はのこぎりなどで小さくコンパクトにしましょう。怪我に注意し、燃えるごみのサイズ内に収めるように分解・切断してください。
粗大ごみとして出す
分解や解体が出来る素材やデザインではなかったり、分解できるけど大変だからそのまま処分したいという時は粗大ごみとして処分することが出来ます。多くの自治体では1辺30cmを超えている家具などは粗大ごみとして回収してくれますが、この大きさなども場所により異なりますのでよく確認して下さい。また、燃えるごみと違い処分費用がかかります。事前に粗大ごみのシールや券などを前もって買っておく必要がありますので、そういった部分も良くチェックしておいてください。多くはコンビニで取り扱っていますので、何枚か買って自宅に保管しておくと安心です。
不用品回収業者に依頼する
他の棚も家具も一緒に処分したいというときは、ぜひ不用品回収業者を活用して下さい。費用はかかりますが、処分したいものが多ければ多いほど、粗大ごみとして出すよりも安くなるためお得になることもあります。こちらの都合のいい日時で回収を行ってくれますし、業者によってはその場で処分品を追加することが出来ます。初めての利用で使えるクーポンなどもネット上で配布している業者などもありますので、色々比較し一番お得に、かつ柔軟な対応をしてくれる優良業者をぜひ見つけて下さい。
リサイクルショップで売る
作りがしっかりしており、まだまだ壊れず活用できる棚であれば、リサイクルショップで買い取ってくれます。本棚は需要の高い収納家具ですので、状態によっては予想以上の高値で売れることも少なくありません。また、高さを調整出来たり可動式の棚の場合は活用方法が幅広くなるため、多少状態が悪くても買い取ってくれる確率が高くなります。
本棚をDIYでリメイクするのも
「本棚として使わないけど何かに活用したい」そんなとき、DIYによって様々な姿に変身させることが可能になります。小さなお子様がいる家庭で人気があるのが、本棚を子供用のキッチンへ変えるDIYです。SNSでも多くの写真や作り方が掲載されており話題になっています。
作りがしっかりしているため簡単に壊れるようなものではありませんし、オリジナリティある素敵なアイテムが作れるのも魅力的です。初心者でも簡単にできますので、DIYをやってみたい!という方にとっても扱いやすいものになります。
本棚を処分する上での注意点
壊れた本棚はもう手放すしかありません。基本的に処分する際は燃えるごみとしてか、粗大ごみとしてかの2通りになります。この2つの処分方法で注意すべき点についてご紹介します。
分解する場合は素材ごとにしっかり分ける
先ほどもお話ししましたが、分解したものは全てまとめて処分できるものではありません。支えや釘などはもちろんの事、本棚の本体部分がスチール製という場合もあります。「解体できれば燃えるゴミ」という事ではなく、「解体し小さくすればそれぞれのごみ収集に出せる」という事ですので、間違わないようにして下さい。
木製は燃えるゴミ、鉄やアルミは自治体による分別方法で正しい処分を行って下さい。分別を誤って収集場所に出してしまうと、回収されずそのまま残されてしまいます。そうなれば自宅に持ち帰り再度正しいごみ収集日に出し直さなければいけませんので、手間が二重にかかってしまいます。スムーズに処分できるよう、正しい素材ごとの分別を把握しておくようにして下さい。
市区町村ごとのルールに乗っ取る
分解して処分する際も、粗大ごみとして処分する際も、必ずお住まいの地域のルールに沿った方法で処分する必要があります。場所によっては、木の板はごみ袋に入れるのではなく紐やテープなどでまとめて出すというのもあります。ごみとしての出し方もそれぞれ違いますので、処分する前にしっかり確認をしてください。
自治体の役所に連絡するよりも、ごみ収集センターや地域の美化センターなどに直接問い合わせたほうが、正しく適切な情報をすぐに得ることが出来ます。
まとめ
本棚は家具の中でも比較的扱いやすく処分方法も様々あります。何も難しいことなどはありません。DIYなどをする時は怪我に注意し、素敵なアイテムを作ってみて下さい。棚の一部が壊れてしまった場合でも、こうして自分でアレンジすることでまた違ったものとして活用することが出来ます。
- 燃えるゴミや粗大ごみで処分する
- 他のものと一緒に回収業者に依頼する
- リサイクルショップに買い取ってもらう
- DIYでアレンジして生まれ変わらせる
本棚の状態をよく確認し、この方法の中で一番最適なやり方を選択してください。一番重視するのが費用面なのか、それとも手間なのか、自分自身の中の方向性もしっかりと見つめ直し、後悔しないような選択が大切です。