ハイカウンターは企業などの受付時活用されるアイテムですが、最近では家庭内でも使用している方が増えてきました。そんなハイカウンターの処分方法をご存じでしょうか?
「企業のハイカウンターの捨て方は?」、「家庭で使用したものは?」などの疑問にこの記事でお答えいたします。
目次
ハイカウンターは法人用と家庭用で処分方法が異なる
ハイカウンターが使用されていた場所が法人の場合と家庭の場合では、その処分方法が大きく異なりますので注意してください。家庭で使用していた場合、大体は自治体の粗大ごみとして処分することが出来ます。
しかし、企業などの法人使用の場合は自治体回収は難しいです。この場合、ハイカウンターは事業ごみになりますので、決められた処分方法で処分する必要あります。法人使用のハイカウンターの処分方法は後程詳しくご紹介致しますので、ぜひご参照ください。
ハイカウンターの処分方法
ここでハイカウンターの処分方法をご紹介致します。しかし、ここでお伝えする方法はあくまでも家庭用で使われていたものになりますので注意してください。
粗大ごみとして処分する
先ほど触れたように、家庭で使用していたハイカウンターは粗大ごみとしての処分が可能になります。自身で処理場へ持ち込む、もしくは回収を依頼し引き取ってもらうかのどちらかを選びましょう。粗大ごみとしての処分費用は数百円程度から千円前後と幅が広いですが、この費用は自治体により異なりますので、事前に確認しておくようにしましょう。回収をお願いする場合、回収日までにコンビニなどで粗大ごみシールを準備し、処分するハイカウンターへ貼り付けておいてください。大体依頼をしてから約1週間前後の期間が空きますので、準備期間としては十分あります。当日の朝に自宅前に出しておけば回収してくれるので、それで処分完了です。
フリマアプリに出品する
ハイカウンターは様々な用途で使えるものになりますので、フリマアプリでも実は大きく需要があるものです。収納として使用される方、インテリアとして活用される方、飾り棚として用いる方など様々いらっしゃいます。そのため、デザインや大きさなど一定のアイテムに偏ることなく人気がありますので、ぜひフリマアプリを活用してみて下さい。ただ、出品してもすぐに売れるという保証はありません。直ぐに処分したい、今すぐ現金化したいという方には不向きな方法となってしまうので、その点だけ注意しておきましょう。
リサイクルショップに買取に出す
フリマアプリ同様に、ハイカウンターの需要は高まりつつあるため、リサイクルショップでは積極的な買取を行っています。フリマアプリと違ったメリットは、持ち込みを行うとその場ですぐ査定をし現金化してくれます。その日の内に全ての作業を終えて処分が出来るため、直ぐ処分したいという方にはぴったりの方法と言えます。
しかし、リサイクルショップは買取した商品を売ることで利益を出しているため、買取金額は予想より下回るという事がほとんどになります。なるべく高く売りたいという場合は、リサイクルショップよりもフリマアプリの方が納得いく金額での処分ができるかもしれません。
不用品回収業者に依頼する
大型のハイカウンターは持ち運びが面倒で、処分するにも手間も時間もかなり掛かります。そんな時に頼りになるのが不用品回収業者です。もちろん自宅からの運び出しや積み込みまで一貫して行ってくれますし、分別の必要もありません。解体が必要なものがあったとしても全てお任せできます。一切の面倒を全て引き受けてくれますので、引っ越しでいらないものが色々ある場合や、一人暮らしで運び出すことが難しいという場合などは非常に便利です。
NPO法人に家具として寄付
NPO法人では、不要になったオフィス家具などを寄付として譲渡することが出来ます。こうした団体は様々な名目で寄付を募っています。例えば児童養護施設の場合、高校を卒業して巣立っていく子供たちのための生活用品としての支援を行っています。また、ほかの団体では、日本を飛び出し海外の貧困世帯のための支援として、こうした家具の寄付を集めています。
人助けと言っては大げさかもしれませんが、自分が不要としたものが誰かの役に立つというのはとても素晴らしいことではないでしょうか。もしも処分の仕方を迷っているならば、こうした方法も視野に入れてみて下さい。
ハイカウンターを処分する上での注意点
ハイカウンターの処分を行う上での注意点をご紹介致します。ここでは、法人として使用したハイカウンターの処分方法についてのご紹介を致しますので、よく内容を把握しておきましょう。
法人使用の場合は産業廃棄物扱いとなる
法人使用のハイカウンターは産業廃棄物としての扱いになります。記事の冒頭でもお伝えした通り、粗大ごみとしての処分は出来ませんので注意してください。産業廃棄物は特定の業者以外は回収・処分を行う事が出来ません。しかし、中には自治体での回収が出来るところもあります。まずは一度問い合わせを行ってみて下さい。ただ、自治体での回収が出来る地域は非常に少なく極めてまれなケースですので、基本的には自治体での回収ではなく、業者への依頼で処分すると思っておくようにして下さい。
法人の場合は処分施設または不用品回収業者に依頼
法人で使用したハイカウンターを処分するには、自ら処理場まで運ぶ、もしくは不用品回収業者に依頼するという方法になります。不用品回収業者に依頼する場合、必ず産業廃棄物処理許可証を持っているかどうかを確認してください。この資格がないと処理することが認められていません。そのため、どの業者でも依頼できるという訳ではないので注意しましょう。
まとめ
最近ではお洒落なハイカウンターも多く、企業、家庭どちらも活用されることが増えてきました。しかし、どうしても気になるのがその処分ですね。ハイカウンターのような大きいものの場合、どう捨てればいいのかとても迷ってしまいます。法人であればなおさら処分方法に困ってしまうかもしれません。
今回ご紹介した情報をしっかり把握し、いざ処分を行う際に正しい方法で手放せるようにしましょう。