ハロゲンヒーターは、暖房器具としては非常に安価で手に入るためメインの暖房器具のサブ機として活用されている方も多いのではないでしょうか。しかし、あまり使わなくなったり、メインの暖房器具だけでよくなると処分にも困るのがハロゲンヒーターですよね。
今回は、そんなハロゲンヒーターの寿命や具体的な処分方法4つと捨てる際の注意したいポイントを2つご紹介します。
目次
ハロゲンヒーターの寿命は約3000時間〜5000時間
ハロゲンヒーターの寿命は、皆さんご存じでしょうか?もう大分使ったし、新しいものに買い替えたほうがいいかなと考えている方は是非参考にしてください。ハロゲンヒーターの寿命は、使い方や使う頻度や環境により異なりますが、大体約3000時間〜5000時間と言われています。1日8時間ハロゲンヒーターを使うと計算すると1年が365日ですから年間2920時間となります。そのため、あまり無いケースだとは思いますが毎日使うと1年で寿命が来る可能性もあります。
とはいえ、多くの方がハロゲンヒーターを使うのは11月から2月ぐらいまでの4か月。4か月(120日)間、毎日8時間ハロゲンヒーターを使ったとして計算すると約1000時間になります。つまり一般的な使い方で約3年から5年で寿命が来る計算となります。
ハロゲンヒーターの処分方法
ハロゲンヒーターの処分方法を具体的に見ていきましょう。ここでは、4つの処分方法をご紹介します。ご自分の状況に合わせて、最適な処分方法を確認しましょう。
粗大ゴミとして処分する
ハロゲンヒーターは、粗大ゴミとして処分することが可能です。粗大ゴミとして処分する場合には、サイズや素材により費用や処分の手続きが異なるケースがありますので、一度自治体のホームページや担当窓口に電話し確認しておきましょう。また粗大ゴミとして処分する場合でも、必ず自治体のルールや手順に従って捨てるようにしましょう。
※一部の自治体では、ハロゲンヒーターの粗大ゴミ受付が出来ない可能性もあります。必ず一度お問い合わせの上で処分するようにしましょう。
サイズが小さい場合は普通ゴミとして処分する
ハロゲンヒーターのサイズが小さく、自治体のゴミ袋に入る大きさの場合は一般ごみとしてゴミ出しが可能です。その場合、一般的には燃えないゴミ(不燃)としてゴミ出しする必要があります。しかし、一部の自治体では、分解、解体し部品ごとにゴミの分別が必要な場合もあるため注意が必要です。
フリマアプリで売る
ハロゲンヒーターは、メルカリなどのフリマアプリ、ヤフオクなどのオークションサイトでも多く売買されています。状態がよく、新品未使用品や新品同様のレベルのものがよく売れているようです。売買の相場は、千円~3千円円台での売買が多く、コンパクトなサイズのものや、アウトドアで利用するような持ち運びしやすいデザインのハロゲンヒーターが人気のようです。
また個人間で売買をする場合は、商品の状態や、外観の状況を丁寧に説明しておくことで売却後の不要なトラブルを避けることが可能です。併せて送料や売買手数料などの必要コストについても、事前に把握しておくことで手元に残る利益を増やすことが出来るので出品前に明確にしておきましょう。
不用品回収業者に依頼する
ハロゲンヒーターの処分時に「不用品がたくさんある」、「捨てたいけど大きくて捨てられない大型家具や家電などがある」といった場合は、まとめて不用品回収業者に依頼するのがオススメです。またハロゲンヒーターは、暖房器具のサブ機として仕事場やガレージなどのちょっと作業をする場所に持ち運びがしやすいこともあり、中古品であっても一定の需要があります。
ですので、買取も行っている不用品回収業者であれば、回収費用なしで処分してくれたりハロゲンヒーターがまだ新しく、数が複数ある場合には買い取ってもらえる可能性もあります。回収を依頼する前に、事前にお問合せしてから依頼する事で費用面もお得に処分する事が出来るでしょう。
ハロゲンヒーターを処分する上での注意点
ハロゲンヒーターを処分する際に、注意しておきたい大事なポイントを2つご紹介します。
市区町村ごとのルールに則りで処分する
ハロゲンヒーターは、多くの自治体で家庭ごみとして処分が可能です。サイズが大きければ粗大ゴミとして処分が必要ですが、燃えないゴミ(不燃)としてゴミ出しをする場合には、ハロゲンヒーターを分解してパーツ・部品を素材ごとに分別したうえでゴミ出しが必要な自治体もあります。そのため、必ず自治体のホームページや市区町村の担当窓口に電話してルールを確認してから処分するようにしましょう。粗大ゴミとして処分する場合も、同様に自治体では処分出来ない、受付していない場合があるので、勝手に粗大ゴミと判断してゴミ出ししないように注意しましょう。
フリマアプリ等で販売する場合は使用期間を明確にしてトラブルを防ぐ
ハロゲンヒーターをフリマアプリ、オークションサイトなどの個人間売買で処分する場合は、出来るだけ不要なトラブルに合わない様に以下で紹介することに注意して出品や取引をするようにしましょう。
まずは、ハロゲンヒーターの状態の明記です。いくら中古品とはいえ、写真だけではハロゲンヒーターの状態は明確にわかりません。特に使っていくと、パーツが壊れたり、一部の機能が使えなくなるなどといった事はよくあります。製造年月日や、使用年数といった一般的な情報は当然ですが、購入者の方が気にするようなポイントは出来るだけ細かく、そして明確に表記するようにしましょう。
次に、コストや発送などの売却時、売却後の手順を確認しておきましょう。商品代金以外のコストを考えずに出品してしまい、送料とフリマアプリなどに支払う売買手数料で売れても、マイナスになってしまうこともあるので注意が必要です。
まとめ
ハロゲンヒーターは、最近では非常に安価に手に入るため使わなくなるとすぐに捨てることを考えがちですが、使用頻度が高くなければ5年近く使うことが可能です。
フリマアプリなどで売買することもできますし、使いたい方が周りにいれば無償で譲って喜んでもらう事もできますので、出来るだけ気持ちの良い処分方法を選ぶのがいいでしょう。