ドライヤーは髪を守るためにもとても大切です。ですが、こうした小型家電はどうしても壊れたり不具合があったりして数年おきに買い直す必要があります。その際、処分をどうすればいいかと毎回悩んでしまう方も少なくないでしょう。
どんな方法で処分できるの?注意すべきポイントは何?という疑問にお答えいたします。
目次
ドライヤーの寿命は3~4年
ドライヤーの平均的な寿命はおよそ3~4年と言われています。もちろん、メーカーや使用頻度などによっても異なります。例えばイオンドライヤーなどは、この年数を超えるとイオンの効果は非常に薄くなっていきます。焦げ臭さを感じたり、本体が熱を持つようになったら買い替えのサインと思っておいて下さい。
無理に使い続けてしまうと発火や感電の恐れも出てきますので、必ずしっかりと状態を確認し、少しでも不具合が出始めたらなるべく早めに買い替えを検討してください。
大型のドライヤーは粗大ごみになるケースも
折り畳みが出来ないカールドライヤーなどで1辺の長さが30cm以上のものであれば、粗大ごみとしての処分となります。1辺の長さのルールは自治体により変わりますので、必ず確認することが大切です。「大型ドライヤーは基本的には粗大ごみ」という事をしっかり頭に入れておいて下さい。
ドライヤーの処分方法
ドライヤーの処分方法についてご紹介致します。ドライヤーの処分は大きく分けて5つになりますので、それぞれの内容をよく理解し、状態や自分の都合などを考慮しつつ正しい選択を行って下さい。
買い替え時に引き取ってもらう
新しく買い替える際、そのお店に古いドライヤーを引き取ってもらうことが出来ます。多くの場合は無料で行ってくれるため、追加料金などの心配もありません。ですが、購入金額によって変動する事もありますので、事前に確認しておくと安心です。また、場合によっては下取りキャンペーンなども行っていることがあります。キャンペーンの条件やドライヤーの状態を確認し、マッチするかどうか比較してみて下さい。
不燃ゴミとして処分
ドライヤーを家庭ごみとして出す場合、大きいものは粗大ゴミですが、小さければ不燃ごみとしての処分が可能です。出し方は自治体のやり方に沿って行ってください。また、電池式のドライヤーの場合は、そのまま処分せず電池を抜いておく必要があります。あくまでドライヤーのみの処分ですので、他に何か入っている場合は分けて処分しましょう。
不用品回収業者に依頼
不用品回収は、「大きくて運べないもの」「たくさんあってまとめて処分する時」というイメージが強いですが、こうした小さなもの1つでも依頼することが出来ます。「仕事で忙しくて粗大ごみでの処分が出来ない!」という場合、自分の好きな時間、好きな日に回収依頼をすることもできるため、忙しくてなかなか処分できないという忙しい方はぜひ活用して下さい。
知り合いに引き取ってもらう
「寿命にはまだだけど、新しいのがあるからもういらない」というドライヤーは、そのまま処分するのはとても勿体ないですね。こうした時は、誰か知り合いに譲るのもオススメです。引っ越しなどで新しく生活を始める方や、丁度ドライヤーが壊れたという方がいればぜひ譲り、これからも活用してもらって下さい。
フリマアプリで買い取ってもらう
上記のようにまだ使えるものでも、周りに誰も欲しいという方がいなければ処分するしかありません。ですが、フリマアプリなどを活用するという方法もあります。劣化があまりなくまだ使えるドライヤーであれば、フリマアプリに出品して本当に欲しいと思っている方に渡す事が出来ますので、とても効率的な取引が可能になります。
ドライヤーを処分する上でのポイント
上記では処分方法の内容をご紹介させていただきました。ここでは、処分するうえでの注意すべきポイントをお伝えいたします。薄っぺらい知識で処分を行うと、どこかで間違ってしまう事もあるかもしれません。ここで、特に注意すべき内容を詳しく把握し、正しい処分が出来るようしっかりと準備することが大切です。
小型家電回収ボックスを利用
ドライヤーは、小型家電リサイクル法の対象品目です。そのため、様々なところに設置してある小型家電回収ボックスに入れることが出来ます。また、先ほどお話しした「買い替え時に引き取ってもらう」という方法ですが、家電量販店ではこうしたボックスを設置しているところもありますので、わざわざスタッフさんに聞いたり確認しなくても、そのボックスに入れればそれでOKです。
このボックスの設置は家電量販店だけではなく、他の施設などでもありますので、ネットで調べて自宅から近いところにあればそこに入れて処分するようにして下さい。
保管状態を確認
誰かに譲ったりフリマアプリなどで売ったりする際に、特に気を付けなければいけないのが本体の保管状態を確認する事です。こうした小型家電は、急に不具合が起こったりもしますし、何かのきっかけで壊れるか分かりません。「ずっと保管してあっただけだから使える」と思って譲っても、実際は保管している間に何かが起きて壊れてしまったということもあり得ます。
見た目のきれいさはもちろんですが、こうした内部的な確認も必ず行うようにして下さい。
まとめ
ドライヤーはその状態、使用年数、まだ動くかどうかなどによって、処分すべきか譲るべきかという方向性を決めることが出来ます。
- 動くものであれば誰かにあげたりフリマアプリで売買
- 壊れて使えないものは粗大ごみか不燃ごみ
- その他は回収業者へ依頼
このような方法で一気に処分に関する悩みを解消できます。自分自身が利用しやすい処分方法を見極め、正しく適切な処分が出来るようになると完璧です。