ガスコンロの処分どうすれば良い?
どこに持っていけば処分してもらえる?
ガスコンロの処分は、買い替えやお引越し先で使わない等の理由で捨てるもしくは引き取ってもらう必要があります。しかし、「自分で捨てるの?」「業者に頼むの?」と言った点を疑問に思われる方も多いと思います。そこで今回は、ガスコンロの具体的な処分方法をお伝えしましょう。
目次
ガスコンロの処分のタイミングとは?
一般的な家電であれば法定耐用年数というものがあることをご存知の方も多いと思いますが、ガスコンロの寿命については、普通に使っている間は意識することは殆どありません。実は、家庭用のガスコンロの寿命は一般的には10年と言われています。
使っていて火の付きが悪い、反応が悪くなった等と言ったガスコンロの寿命が近くなったことが原因による不具合が増えてきた際には、処分したうえで買い替える必要があります。
ガスコンロの処分方法
大きく6つのガスコンロの処分方法をご紹介していきます。ご自分の状況、環境に応じて最適な処分方法だと思うものを検討してみて下さい。
粗大ゴミとして処分する
ガスコンロは、ガスという名前が入るため一般的な家庭ごみとして自分で処分出来ないと考える方が非常に多いですが、実際にはサイズによっては燃えないゴミの袋に入れて一般的なゴミ捨て場に持込みで回収してもらう事が出来ます。勿論、自治体によっては回収不可のケースもありますが、多くの自治体では一口ガスコンロのサイズであれば燃えないゴミで捨てる事が可能です。
またそれ以上のサイズのものでも、粗大ゴミとして市区町村の自治体が管理、運営するゴミ処分場に持込みするか自治体が定めた所定の手続きをしたうえで処分の申し込みをし粗大ゴミとして回収、処分してもらう事が出来ます。
リサイクルショップに売る
ガスコンロが売れるの?と思われる方も多いかもしれません。しかし、実際には1万円以上でリサイクルショップや買取屋さんで高額買取されるといったケースもあります。こういった買取価格のガスコンロは、一般的な家庭で使うやや大きめのガスコンロが多くリンナイやノーリツと言ったガスコンロの一流ブランドであることが多いです。またビルトインコンロは販売価格も高いですが、買取価格も非常に高いので要チェックです。
不用品回収業者に依頼する
どうしてもまとめて不用品を処分したい時には、不用品回収業者に依頼するのもオススメです。また最近では、引っ越し業者がガスコンロなどの不用品を引っ越しと同時にまとめて処分してくれるサービスもあるためお引越しなどで出たガスコンロを含めた大掛かりなゴミの処分の際には、事前のお見積りの際に詳しく確認してみるようにしましょう。
また出来るだけ費用を抑えたい場合には、相見積もりは勿論ですが、見積もりを一通り算出してもらった後の金額交渉の際に、不用品の処分も料金内で対応出来ないか相談してみるとお得に済ませられる可能性もあります。
知人や友人に譲る
周りにガスコンロを探している方はいませんか?中古でも稼働に問題がなければ譲るという方法もあります。一人暮らしを始めたばかりでまだ家電が揃っていない方、今あるガスコンロが不調で新しく買い替えを検討している方などがいればぜひ譲ってあげましょう。
一度現物を見てもらい、使用感などを確認してもらいましょう。その上で綺麗に掃除して譲渡することでスムーズな取引が可能になります。
フリマアプリで売る
少しでも高値で売りたい場合には、リサイクルショップや買取店に持ち込むよりもこのようなフリマアプリ、オークションサイトを利用するのが一番良いです。しかし、メッセージのやり取りや発送の手間などが面倒という方だとまとめてリサイクルショップや買取店で処分するのが良いかもしれません。
ちなみに、ガスコンロは直近のヤフオク、メルカリでは1000円から高いもので家庭用の新品のブランド品で5万円近くで売られているものもありました。そのため、状態が良く、ブランド品のガスコンロをお持ちの方で出来るだけ高値で売りたい場合は利用してみましょう。
買い替え時購入店に引き取ってもらう
同時進行で買い替えと処分が行えるので非常にスムーズですし、余計な手間もかからないので誰でも簡単に依頼することが出来ます。基本は無料で行ってもらえますが、場合によっては費用が掛かる事もありますので必ず事前にチェックしておきましょう。
ガスコンロを処分する上での注意点
ガスコンロを処分する際の注意点を見ていきましょう。不注意から大きな事故やトラブルに発展しないよう注意が必要です。
ガスホースにガスが残っていないかを確認する
ガスコンロを処分する際には、ガスホースを抜く必要がありますが、この時必ずガスの元栓を閉めてガス栓からガスホースを抜くようにしましょう。元栓の締め忘れがあると、ガス漏れなどの原因となります。処分の際には、ガスホースの中にガスが残っている事が稀にあるため一度ガスコンロの火を付けて自然に消えるまで待って完全にガスを抜ききってから処分するようにしましょう。
ビルトインコンロの取り外しには資格が必要
ビルトインコンロを取り外しする際には、必ずガス可とう管接続工事監督者、もしくは、ガス消費機器設置工事監督を始めとしたガス機器設置工事の資格が必要となります。大きなトラブルや事故にならないよう作業を含めて、必ずプロの有資格者に依頼するようにしましょう。
まとめ
ガスコンロの処分は、危険も伴うガス漏れなどの原因を作る場合もあるため不安がある方は出来るだけ慣れた方にお願いするか、ガスコンロの買い替えの場合は、購入店舗に設置や不要になったガスコンロの処分も合わせて依頼するようにしましょう。
粗大ごみや不用品回収で処分?誰かに譲る?フリマアプリやリサイクルショップに売って現金化する?買い替え時に回収してもらう?
様々な方法の中で、自分の都合を考え適切な方法を選択しましょう。