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楽器の不用品回収・処分方法

公開日: / 最終更新日:

楽器は心を落ち着かせるためのものだったり、仲間と楽しい時間を過ごすためのものだったりと、人によりその思い入れは様々あるでしょう。しかし、事情があり処分せざるを得なくなったという方もいると思います。

そんな時、どう処分すればいいか知りたいという方のために、楽器の処分方法をご紹介します。

楽器の大きさ、材質によって処分方法が変わる

楽器と言ってもその種類や素材、大きさなどは様々あります。そのため、一概に「楽器はこの捨て方!」という括り方は出来ません。木製なのか金属なのか、大きいものか小さいものか、電気部品関連があるかないかなど、色々な要因で処分の仕方は変わります。今処分を考えている楽器はどんな素材ですか?大きさや重さはどの程度ありますか?こうした事をまず事前にしっかり明確にしておきましょう。中には、複数の楽器を処分するという方もいるかもしれません。もしかしたら全ての処分方法が異なるという事もあるでしょう。まずは処分の方法よりも、その種類、素材をしっかり把握しておくことが大切です。

楽器の処分方法

次に、楽器の処分方法をご紹介致しますので、アイテムの状態などと比較し正しい方法を選ぶようにして下さい。

自治体で処分

楽器は自治体での回収が可能です。その際、楽器の種類、素材により分別方法は異なります。基本的に大きな楽器は粗大ごみ、木製のものは分解して燃えるゴミなどに分けられます。大き目のピアノなどは粗大ごみとして、小さくコンパクトなウクレレなどは燃えるゴミになるでしょう。しかし、粗大ごみでも中には受付できないというものもあります。そのため、必ず事前に自治体に問い合わせを行い確認するようにして下さい。

不用品回収業者に依頼

多くの楽器を一度に処分したいという場合は、不用品回収業者が一番オススメです。自宅まで引き取りに来てくれますので、重たい楽器を家から運び出すという手間も省けますし、どんな楽器でもまとめて回収してくれるので、破損や故障など何も気にする必要がありません。費用は掛かってしまいますが、手軽さで言えば一番簡単な方法となるでしょう。

楽器店にて買い取ってもらう

まだ使える楽器の場合、楽器店に買取をお願いすることが出来ます。しかし、有名メーカー以外のものは受付が出来なかったり、高級楽器でも状態によっては買取拒否されることもあります。そのため、全てが思う通りに処分できないという事も十分あり得るでしょう。まずは楽器店に確認し、依頼できれば自宅で出張査定などをお願いしてみて下さい。その場で価値を出してくれるので、「折角持って行ったのに買取できなくてまた持ち帰る」という手間がなくなります。

リサイクルショップにひきとってもらう

リサイクルショップは、場合によっては壊れていても買取を行ってくれる場合もあります。ジャンク品になるためそこまでの高額な査定にはなりません。数百円~数千円程度での買取になることもあるでしょう。ですが、ごみとして処分するよりはお得に手放すことが出来ます。楽器専門のリサイクルショップはもちろん、様々なアイテムを扱っているショップでも買取を行ってくれますので、査定依頼をぜひしてみて下さい。

オークションサイトに出品

オークションは、例えば「~~年式のギター」「〇〇仕様のベース」など、一般的ではない少し特殊なアイテムなどは、高値で取引されることがあります。人気バンドと同じモデルタイプやコラボレーションアイテムなどは、ファンの方からすれば喉から手が出るほど欲しいものという事もあるでしょう。そのため、こうした楽器はネットオークションで全国の利用者に向けて出品してみましょう。多少高値でも、限定品などであればすぐに買い手がつくこともあります。

知り合いに譲る

これから楽器を始めようとしている方はもちろん、新しい楽器が欲しいという方などが近くにいればぜひ譲りましょう。中古で使用感がすごく、売りに出せないものなどは処分するしかありません。でもまだ使えるものであれば勿体ないですよね。思い入れのある楽器ならなおさらごみにはしたくないでしょう。もし近場で誰かいれば、手放すことも出来ますし、楽器として今後も使ってもらえるため一石二鳥の取引が出来ます。知り合いや会社の同僚、友人などに聞いてみると、案外近くに求めている方がいるかもしれません。

施設に寄付

必要のなくなった楽器は、様々な施設に寄付することが出来ます。地域の幼稚園や保育園、養護施設などはもちろんのこと、介護施設などでもこうした楽器は積極的に取り入れている場所もあります。しかし、見た目がどうしても汚く見えてしまうもの、不具合があり普通に演奏が出来ないものなどは寄付はやめておきましょう。事前に連絡を取り、どんな楽器なら受け入れてくれるか確認してから持ち込むようにして下さい。

楽器を処分する上でのポイント

処分方法は理解できましたでしょうか?次に、処分する上での注意点をご紹介致しますので、しっかり把握しておきましょう。

汚れを拭いてきれいな状態にする

楽器を取り出す際、例えばずっと押し入れにしまっていたままのものであれば埃をかぶっていたり汚れが目立つようなものがあるでしょう。そのままにするのではなく、しっかり掃除をしてきれいにメンテナンスしてあげて下さい。買取依頼をする際は、特にこの工程は重要になります。見た目は買取価格に大きく影響しますので、少しでも綺麗な状態に戻してあげましょう。

ブランドによって高価がつくことも

楽器は様々な種類がありますが、中には有名なブランドや高級メーカーのものなどもあるでしょう。先ほども少しお話ししたように、こうしたものは平均よりも高値で買取を行ってくれます。極稀ですが、中にはプレミアがついているようなものもあるかもしれません。他とは違った特別な楽器は、それだけで価値がありますので、高値が付くことも期待できます。

まとめ

 

  • 壊れて使えないものは自治体で処分
  • 沢山ある場合は不用品回収業者に依頼

 

もう楽器として機能しないものなどは、少し寂しい気持ちもありますが思い切って処分してしまいましょう。

  • まだ使えるものは譲ったり寄付して活用してもらう
  • 買取を依頼しお得に処分する

 

まだまだ現役で演奏できるものはこうした処分方法もあります。楽器の状態はもちろん、自分はどう手放したいか?という気持ち的な部分もしっかり考慮し、後悔ないよう処分を行いましょう。

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