「エレクトーンを処分?」、「一体どうするの?」と疑問に思う方も多くいらっしゃいます。大型で重量もあるため、運び出すだけでも一苦労です。
「邪魔だからすぐにでも処分したい!でも処分の仕方が分からない。」こんな風に処分方法に悩んでいる方の悩みや疑問を、根本から解消していきましょう。
目次
エレクトーンは粗大ごみで処分できない
「やっぱり大きいものはとりあえず粗大ごみだ」と多くの方が思うのではないでしょうか。確かに粗大ごみはタンスやテーブルなどの大きな家具などを捨てるイメージが強いです。そのため「大きい不用品=粗大ごみ」という印象がつきやすくなります。しかし、実際エレクトーンを粗大ごみとしての処分はできません。一部の自治体では、粗大ごみとして受け付けてくれるところもありますが、基本は粗大ごみでの処分は出来ないと考えておいた方が賢明です。
理由は大きすぎて重すぎる事と、様々な電子部品やパーツが組み合わさってできているため、分解などが非常に複雑で、手間と時間がかかりとても困難だからです。そのため、多くの自治体では処分不可としている場所が多いのが現状です。
エレクトーンの処分方法
粗大ごみとして処分が出来ないのであれば、一体どうやって手放せばいいのでしょうか?ここではエレクトーン処分の方法5つをご紹介致します。自分の状況に合わせ、何が一番最適かをよく比較しておきましょう。
買取り専門業者やリサイクル業者に買い取ってもらう
一番多くの方が利用するのが買取業者やリサイクル業者などに買い取ってもらう方法です。不具合などもなく音もきれいに出せることが出来れば、高値で買い取ってもらえます。
どちらでもしっかりと査定を行ってくれますが、専門業者の方が、査定の知識が高い分細かな部分まで見てくれるため、リサイクル業者に比べ高値で買い取ってくれる確率が高くなります。どちらもしっかりと適正価格をつけてくれますので、ぜひこの機会に一度査定に出してみましょう。
自治体指定の処分業者に依頼する
「捨てる時はどうすればいいんだろう?」「粗大ごみ以外で方法があるの?」と疑問に思ったら、自治体に直接問い合わせを行う方もいらっしゃるかと思います。その際、粗大ごみとしての処分が出来ない代わりに指定の業者を案内してくれる、なんて事もります。費用、回収の方法などはその業者により異なりますので、案内してもらった指定業者に直接問い合わせてみましょう。
不用品回収業者に依頼する
大型で重さもあるエレクトーンですが、不用品回収業者であれば引き取りを受け付けてくれます。しかし、手間や時間がかかる解体作業を行わなければいけないなどの理由から、費用が高額になることもありえます。いくつかの業者を比べ、最も最適なパートナーを選択できるようにすることが大切です。
知人や友人に譲る
例えば子供が習い始めた、家で楽器を演奏してみたい。そんな方がもし周りにいるのであれば、譲り渡すことも方法の一つです。重量も大きさもあるので運び出すだけでも大変ですが、知り合い同士での譲り合いであればお互いに協力しつつ的確な方法で運び出すこともできます。まずは周囲の方に欲しい人がいないか確認を取ってみましょう。
フリマアプリで売る
フリマアプリは様々なジャンルのアイテムが数多く出品されています。もちろん、楽器類も例外ではありません。周囲にエレクトーンを求めている方がいない場合、このようなフリマアプリを活用しましょう。全国的にユーザーが多いフリマアプリであれば、エレクトーンを求めている方も見つけやすいです。
エレクトーンを処分する上での注意点
処分方法が独特なエレクトーンは、もちろん注意すべき点も多くあります。その中でも特に気を付けるべきポイントを2つご紹介致しますので、ぜひ知識として身につけておきましょう。
自分で業者を探す場合は回収業者を見極める
リサイクル業者や不用品回収業者を選ぶ際は、まずはどんな会社なのかを知るところから始めましょう。お金を払って依頼したのに正しい処理をしてもらえなかったなんてこともあります。特に不用品回収業者は悪質な業者もいて、不法投棄や個人情報の悪用などというトラブルが後を絶ちません。もちろんしっかりとした業者も多くありますし、悪質なものはほんの一握りです。ですが必ず存在します。
リサイクル業者の場合、難癖付けて相場よりもかなり低い金額で買取をするという事もあります。正しく適切な取引を行うためにも、まずは業者がいかに信頼できるのかをよく見極めることが大切です。実際に利用した方の口コミや感想はかなり有益な情報と言えます。ネットで検索すれば色々な情報を得ることが出来ますが、全てを信用するのではなく、信憑性の高いもの、リアリティのある内容のものを重点的に調べ、しっかりと見極めるようにして下さい。
フリマアプリを利用する場合はエレクトーンの状態を確認する
フリマアプリを活用する場合、しっかりと状態の把握をしなければいけません。全ての鍵盤の音が出るか、傷や汚れはないか、本体に欠けている箇所はないかなど、細かな部分までしっかりと見ておきましょう。その際、もしも何かしらの不具合などがあったら、しっかりと説明を記載する必要があります。エレクトーンは中古といえども安価なものではありません。もしも不具合の内容などを知らずにユーザーが購入すれば、後々にトラブルを起こしてしまう、買い手からの評価が低くなってしまうということもあり得ます。マイナスな要素も隠すことなくしっかり伝えるようにしましょう。
まとめ
エレクトーンはとても素晴らしい楽器ですが、不要になると場所も取りとても邪魔に思ってしまいます。部屋の景観を損ねてしまうなんてこともあるかもしれません。そのため、「すぐ処分したい」と思っている方も多いのではないでしょうか。
- 粗大ごみでは出せない
- 業者を選択し適切に処分する
- 周りの人で欲しい人がいれば譲る
- フリマアプリで全国の方に見てもらう
まずはこの基本をしっかり覚え、詳細な部分はそれぞれによく聞き、正しい処分を行ってください。