イヤホンはコンパクトに収納でき、場所も取らないため持ち運びにもとても便利なアイテムです。しかし、頻繁に使う事で壊れやすくなってしまうなんて事もあります。そんな時、正しくイヤホンを手放す必要がありますが、あまり処分方法は知られていません。
この内容をよく理解し、間違った捨て方をしないようにしておきましょう。
目次
コード付きイヤホンとワイヤレスイヤホンで処分方法が異なる
イヤホンは有線タイプのコード付きイヤホン、無線タイプのワイヤレスイヤホンがあります。この2つ、どちらもイヤホンではありますが、実は処分方法は異なるので注意してください。通常コード付きのイヤホンの場合、普通の一般ごみとして処分することが可能ですが、ワイヤレスイヤホンは電池が内蔵されているためこうした処分方法は出来ません。自治体により異なりますが、リサイクル品として回収、また、ごみとしての処分であれば電池ごみとしての処分になるでしょう。後程この分別方法も詳しくご紹介致しますので、ぜひご覧ください。
イヤホンの処分方法
イヤホンはどう処分するのが正しいか、ごみとして普通に捨てていいものなのか、特別な方法があるのかなどの疑問を解決していきましょう。ここでは、イヤホンの処分方法を5つのパターンでご紹介致します。
不燃ごみとして処分
コード付きイヤホンの場合、特に中に特殊なものが内蔵されているわけではないため、普通に不燃ごみとしての処分が可能となります。その際、コードをまとめ小さくコンパクトにして捨てるようにしましょう。また、コードが切れていたりした場合、刺さって怪我をする恐れなどもあるため切れている部分を保護するようにし、触っても安全なようにしておく必要があります。他の不燃ごみと一緒にごみ袋に入れてもOKなので、普段のごみの日に出せるため手間や費用も掛かりません。ごみ収集の日付さえしっかり守っていれば問題なく回収してくれます。地域によっては燃えるごみとして出すこともできますので、分別方法をしっかり確認しておきましょう。
電池ゴミとして処分
先ほどお話ししたように、コードがないワイヤレスのイヤホンは電池ごみとしての処分になります。コード付きのように不燃ごみとして出すことの無いように注意してください。また、地域によっては電池ごみとしての回収も出来ない場合もあるでしょう。ワイヤレスイヤホンに内蔵されている電池は、充電可能なリチウムイオン電池が含まれています。これは他の電池とは別にして処分しなければいけないという自治体もありますので、勝手な判断で捨てることの無いようにして下さい。必ず事前に確認することをオススメします。
回収ボックスを活用
家電量販店などには、小型家電リサイクル商品を回収するためのボックスが設置されている店舗もあります。このボックスに入れるだけで処分が完了となるため非常に便利で簡単ですね。特別な費用も掛かりませんし、ただそこに入れるだけなのでいつでも処分することが出来ます。回収ボックスに入れてもいいイヤホンは、有線タイプでも無線タイプでも関係ありません。壊れているもの、まだ使えるものなどの縛りもないため、ショッピングの際についでに処分することが出来ます。
オーディオ買取業者に依頼
オーディオ買い取りの専門業者では、こうしたイヤホン単体での買取も行っています。しかし、全てのイヤホンを買い取ってくれるわけではないため注意してください。断線していないもの、不具合もなくしっかり稼働するものなど、一定以上の条件は必須です。また、有名なメーカー以外のものは受け付けていない店舗もありますので持ち込む前にチェックしておきましょう。いくら状態が良くても取り扱いがなければ対応はしてくれません。事前に必ず確認を行い、二度手間にならないよう準備することが肝心です。
フリマアプリに出品
まだ使えるけどメーカーものではないため買取業者には持っていけないものもありますよね。そんな時に活用できるのがフリマアプリです。中古品であっても需要は高いアイテムですので、ぜひ出品してみて下さい。有名メーカーやブランドのイヤホンに比べれば価格は安くなりますが、そのまま捨ててしまうよりはお得に処分することが出来るでしょう。比較的綺麗で使用頻度も低く、まだまだ活用できるものであれば多少の高値を付けても売れる確率は高まります。細かな傷などがあったらしっかり情報として掲載し、落とせる汚れは落として綺麗な状態にして渡すようにすれば、評価も上がるでしょう。
イヤホンを処分する上でのポイント
イヤホンの処分を行う際の注意点もあります。よく把握し後悔のないように手放しましょう。
保存状態・動作を確認
売却する際、きっちり保存状態や動作の確認を行ってください。特にワイヤレスイヤホンの場合、長く使用せずしまっておいたものを売却すると、実は壊れていて使えなくなっているなんてこともあり得ます。フリマアプリで出品した際、稼働品として出品したのに実際は使えない故障品であれば、大きなトラブルの原因にもなるでしょう。買取業者に持っていく際も、動くかどうか確認しておかなければ、持って行ったのに正常に動作せず結局買取してもらえないという事もあります。保存状態はどうなっているか、動作は正常化という部分は必ず確認しておくようにして下さい。
ブランドによっては高く買い取ってもらえることも
イヤホンは安価な大量生産のものから、有名メーカーやブランドの高級品など、幅広いアイテムがあります。もちろん、メーカーやブランドのアイテムであればそれだけで高額査定が期待できるでしょう。ですが、見た目も重要という事を頭に入れておいてください。いくら超高級イヤホンであっても、劣化が激しく変色していたり傷だらけのものであれば価値は下がってしまいます。高く買い取ってもらえるのは、有名メーカー、高級ブランドのきれいなアイテムですので、売りに出すときは状態などをしっかり確認し、過度な期待はしないようにして下さい。
まとめ
日常生活で活用できるイヤホン。毎日使えばその分、劣化が進むのも早くなります。しかしそのままごみとして捨てる前に、この記事でご紹介した正しい方法の中から、自分に合う最適な処分が出来るようにして下さい。
- ワイヤレスイヤホンは電池ごみ
- コード付きは不燃、もしくは燃えるゴミ
- 必ず自治体に確認
壊れて処分するものは上記の3つのポイントを守り、環境に配慮した処分を行いましょう。