「DVDプレイヤーが壊れてしまった」、「DVDをあまり見ないからもう必要ない。」そんな時にDVDプレーヤーの処分を検討しても、実際どう手放せばいいのか分からないなんて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんな悩みをスッキリ解決させるため、この記事では処分の方法や注意点を詳しくご紹介致します。
目次
DVDプレイヤーは小型家電リサイクル法に該当
DVDプレイヤーは小型家電リサイクルの対象品目の1つです。そのため、ごみとしての処分ではなく、リサイクル品としての回収が望ましいでしょう。もちろんごみとして処分する事も可能ですが、こうした法律がある以上、出来るだけ環境に配慮した処分方法を選ぶようにしておくといいでしょう。
ごみを減らし環境を守ることで、今ある地球問題の多くを解決へと導くことが出来ます。1人がするだけでは何の変化もありませんので、多くの方がこうした小さいことから意識を持つことで、未来の地球を守ることに繋がります。
DVDプレイヤーの処分方法
DVDプレイヤーの詳しい処分方法をご紹介します。色々な内容をしっかり把握し、適切な処分が出来るように徹底して準備しておきましょう。
フリマアプリに出品する
フリマアプリの活用をすることで、効率的にDVDプレイヤーの処分を行う事が可能となります。大きさもそこまで大きくはないので、送料なども異様に高くつくという事はないでしょう。そのため、送料込みの価格で出品しても十分お得に手放すことが出来ます。その際は、必ずリモコンや説明書などの付属品があるかしっかり確認し、説明を記載しておくようにしましょう。
欠品しているものがあるかという点は、購入者側からすると非常に気になる項目となります。まずは事前に確認を行い、付属しているものが全てそろっているか、何か不具合などはないかをしっかりチェックしてから出品するようにしておきましょう。
家電量販店の無料回収を利用する
家電量販店では、使用しなくなったDVDプレイヤーの無料回収を行っています。何か条件はあるのかなど、細かな取り決めはお店ごとに異なりますので必ず事前に確認しておくようにして下さい。また、お店によっては回収を行っていない場合もありますので、持ち込む前にしっかりチェックし、こうしたサービスの扱いがある店に行くようにしましょう。
不用品回収業者に依頼する
DVDプレイヤーの処分と共に、テレビやコンポなどの周辺機器、家具や不要な大量の服など、色々処分したいものがあるときは不用品回収業者に依頼することをオススメします。1つ1つの分別を行う手間もありませんし、汚れているものや壊れているものであっても回収してくれるので非常に助かります。
不用品回収業者は多くあるため、どこでもいいという訳には行きません。信頼できる業者かどうかしっかり見極め、安心の料金設定やお得なプランなどをよく比較して依頼するようにして下さい。
粗大ごみまたは不燃ごみとして処分
DVDプレーヤーは粗大ごみ、もしくは不燃ごみとしての処分をすることが出来ます。大きさにより処分方法は異なりますので注意してください。大きさの規定ルールは自治体により違いますので、お住まいの場所のルールをしっかり把握することが大切です。
不燃ごみの場合はいつもの家庭ごみと同じように出すことが出来ますので、費用などは掛かりません。粗大ごみの場合は処分費用が掛かりますが、数百円程度が相場になりますのでそこまでの負担にはならないでしょう。どちらも自治体による処分ですので、安心して手放すことが出来ます。
小型家電回収ボックスに投函
家電量販店、市役所、ショッピングモール、図書館や病院など、様々な場所に小型家電の回収ボックスが設置されています。ネットで検索すると簡単に知ることが出来ますので、自宅から近い場所を1つ2つ程知っておくといいでしょう。回収ボックスへの投函は、何かしらの手続きや手間などは一切ありません。設置場所に自ら持っていき、ボックスに入れるだけで回収は終了です。費用をかけることなく処分でき、リサイクル品としての回収も可能になるため、小型家電リサイクル法の対象品目に関する処分としては一番オススメの方法となります。
DVDプレイヤーを処分する上での注意点
DVDプレイヤーの処分を行う際の注意点をご紹介致します。どんな捨て方にも共通する点、また、回収ボックスを利用する際に特に気を付けるべき注意点の2つをこちらでご紹介致します。しっかりと内容を把握しておき、間違いのないよう安全に処分が出来るようにしておきましょう。
本体設定を初期化しておく
DVDプレーヤーを処分する際は、本体の設定を初期化しておく必要があります。初期化することで内部に登録されているデータなどもすべて削除されるため、個人情報が外部に漏れる心配もありません。万が一初期化せずに出してしまうと、相手によっては情報が悪用されるというケースもあります。また、DVDプレーヤーの中にDVDを入れたまま処分しないように気を付けましょう。必ず中身は取り出し、何も入っていないのを確認してください。その上で初期化を行う事で安全に処分することが出来ます。
小型家電回収ボックスを利用の際は電池を抜く
小型家電回収ボックスはそのまま投函するだけで完了なので非常に簡単に処分することが出来ます。しかし、ここで注意しなければいけないのが電池の存在です。DVDプレーヤーの中には、電池式で稼働するものもあるでしょう。そういった場合、必ず電池は取り外し、適切な処分を行ってください。電池を入れたままにしておくと、液漏れや発火の原因となる恐れがあります。古い電池ならなおさら危険度は高まりますので、処分する際はこうした部分にも注意しておくようにして下さい。
まとめ
個人情報を守るためにも必ず必要な初期化、また、事故などを防ぐために必ず電池は抜き取っておく。この2つを注意し、正しく適切な方法で処分が出来るよう徹底した準備を行っておきましょう。
小型家電リサイクル法という法律の対象となっているDVDプレーヤーですが、難しい処分方法は1つもありません。どれもしっかりとルールを守って行えば、まず誤った処分をする心配はないでしょう。しっかりこの記事でご紹介した内容を把握しておき、いざという時に備えておくことが大切です。