ドラムはサイズが大きくパーツも多いため、どう処分すればいいのか、そもそも自分で処分が出来るのかなど、多くの方が悩んでしまうでしょう。この記事では、6つの処分方法、さらには処分をする上での注意すべきポイントを詳しくご紹介致します。
しっかり内容を把握し、正しく適切にドラムの処分を行いましょう。
目次
ドラムの買取相場について
ドラムを処分する際、捨ててしまうのではなく買取を検討される方も多いです。どんなドラムがどのくらいの値段で売れるのかなどを知っておくと、自分のドラムがどの程度の価値があるかを把握できるため、買取相場を調べておくようにしましょう。状態などにより一概に「相場は〇〇円」という断言はできませんが、ある程度の価格帯を知ることは可能ですので、まずはここをよく理解しておくようにして下さい。
- YAMAHA →約1万円~8万円程度
- ROLAND →約8千円~15万円程度
- Pearl →約5千円~4万円程度
上記は主なメーカーの相場の一部になります。もちろんすべてのアイテムがこの金額内になるという訳ではありません。状態によっても大きく変わりますので、ある程度の目安として考えておきましょう。
ドラムの処分方法
次に、ドラムの処分方法についてご紹介致します。自身の処分するドラムの状態によって最適な方法を選びましょう。
粗大ごみとして処分
自治体でごみとして処分する場合、粗大ごみに分類されます。自治体により処分のルールや決まりなどは異なりますので、しっかり事前にチェックしておきましょう。粗大ごみでの回収は、自分で直接処分場所へ持ち込む方法と、回収を依頼し引き取ってもらう方法に分かれます。その場合、方法によって準備するべきものが変わるので気を付けて下さい。
回収を依頼する場合、粗大ごみ処分シールを前もって用意しておく必要がありますが、持ち込みの際には不要となります。こういった部分も自治体により異なりますので、まずは一度問い合わせを行い正しい方法を聞いておくようにしましょう。
ドラム専門買取業者に依頼
専門の業者に買取をお願いすると、細かな部分までしっかり査定を行ってくれます。知識やスキルが豊富なプロの方が鑑定してくれますので、有名メーカーのもの、高級なものなどはぜひ専門の業者に依頼してみて下さい。予想以上の高値で買取をお願いすることが出来るかもしれません。この際、必ずしっかり丁寧に掃除をしておくようにしましょう。ほこりなどがたまっている部分などもありますので、隅々までしっかりチェックしてください。こうした見た目も査定に大きく影響します。出来る限り完璧な状態にすることを心掛けましょう。
リサイクルショップに引き取ってもらう
専門業者ではなく、リサイクルショップに買い取りをお願いする事も可能です。専門業者の場合は劣化があるものは買取ができないケースがありますが、リサイクルショップではある程度の劣化があっても使用できるものであれば買い取ってくれる確率が高いです。まずはそのドラムの状態をよく確認しておくようにして下さい。また、買取が出来ないものでもショップによっては無料で引き取りをしてくれることもありますので、一度査定だけでもお願いしてみましょう。
不用品回収業者に依頼
不用品回収業者に依頼すれば、どんな状態のものでもそのまま引き取ってくれるため、かなり楽に処分することが出来ます。解体や分解の必要もありませんし、全ての作業を一貫してお任せできるため、女性の方には特にオススメです。また、基本的に回収日はこちらの都合に合わせてくれますので、場合によっては即日回収や深夜などにも対応してくれます。忙しくてあまり時間がないという場合にもオススメです。
ネットオークションサイトを活用
ネットオークションサイトに出品すれば、自分の予想よりもはるかに上回った金額で処分が可能となることもあります。ただし、専門業者やリサイクルショップとは違い、すぐに処分ができるわけではありません。長ければ数か月以上も売れずに残るという事も多々あります。今すぐ処分したい場合にはあまりお勧めの方法ではありませんが、少しでもお得に処分したいのであればぜひ活用して下さい。
友人・知人に引き取ってもらう
周りにドラムが欲しいという方がいる場合、譲るというのも1つの処分方法になります。この場合、必ず現物を一度見てもらようにして下さい。場合によっては一度演奏をしてもらったりするのもいいかもしれません。気を付けるべき点は、押しつけのように無理やり譲るという事がないようにして下さい。相手が本当に欲しいと思っていなければ、それは非常に迷惑な行為となってしまいます。本人から欲しいという言葉がない場合は、しつこく言わないように注意しましょう。
ドラムを処分する上でのポイント
ドラムの処分をする上で、特に意識すべきポイントをご紹介致しますので、ここをしっかり把握し、適切な処分が出来るようしっかり理解しておきましょう。
パーツごとでの処分も可能
ドラムは様々なパーツが組み合わさって1つの形になっています。処分を行う場合、中には「特定の部分だけを取り替えたい」という事もあります。そんな時は、パーツごとの処分も可能となります。全て丸々処分するのか、一部分だけの処分なのかによっても適切な方法は異なりますので、まずはここを明確にしておいて下さい。処分方法を検討するのはこの後になります。
買取前に動作状況を確認する
専門業者やリサイクルショップに買取をお願いする場合、綺麗に掃除する事も大切ですが必ず動作確認を行うようにして下さい。1つ1つをしっかりチェックしておくと、もしかしたら今まで気づかなかった不具合などが見つかるかもしれません。業者によっては、こうした不具合が1つでもあれば買取が出来ない場合もあります。リサイクルショップも、なんでも買取を行ってくれる訳ではありません。そのため、事前に状態を完璧に把握しておくようにしましょう。
まとめ
ドラムを処分するには様々な方法がありますので、事前に確認や状態の把握、しっかりとした清掃を行っておくようにして下さい。自身がやりやすい方法、尚且つそのドラムの状態に合わせた最適な処分方法をしっかり選別することが大切です。
後悔のないように、よく見極め納得いく処分を行いましょう。