電子辞書は子供から大人まで重宝する優れたアイテムです。受験を控えた子供に与えたという方も多いのではないでしょうか?しかし、受験が終わって物置の中にしまいっぱなしになっている、タンスの肥やしで全く活用していないなんてこともあるかもしれません。
使わないものは思い切って処分し、すっきり片づけてしまいましょう。
目次
電子辞書は小型家電リサイクル法の対象
小型家電リサイクル法をご存じでしょうか?「家電リサイクル法」という言葉は聞いたことがある方も多いかと思います。小型家電リサイクル法も同じようにリサイクルを推進するための法律ですが、家電リサイクル法に比べると非常に緩く、法律という感じはあまりしません。必ず決まった処分方法を守らなければ罰則があるという訳でもありませんし、ごみとしての処分が出来ないという訳でもありません。あくまでもリサイクルしてね、といった軽いスタンスの法律になります。
ですが、なるべくならごみを減らした方が環境的にもいいので、出来る限り再利用が出来る方法を選ぶようにしてみましょう。
電子辞書の処分方法
電子辞書の正しい処分の仕方をご紹介致します。しっかり内容を読んでおいてください。
フリマアプリで売る
フリマプリでの出品をすることで、本当に欲しい人に渡すことが可能です。電子辞書は毎年新しいものが出されますが、数年前のものであればそこまで大幅に中身の変化があるものではありません。そのため、「子供に受験対策で上げたいけど高すぎるのはちょっと…」という方にはこうした中古の電子辞書は非常に需要が高まっています。
内蔵されている辞書の種類や使い勝手などをしっかりと説明し、どのくらいの情報量なのか、音の出方や操作のしやすさなどはどうなのかなど、使った中の声を伝えるようにしましょう。また、写真の撮影も重要です。汚れがある場合はそれもしっかりと伝え、渡す際にはきれいな状態に掃除しておくようにしましょう。
使用済み小型家電としてリサイクルする
使用済みの小型家電としてリサイクルする場合、基本的には大型量販店ゃショッピングモール、市役所や公民館などに設置されている「小型家電回収ボックス」に入れる必要があります。ネットで調べれば、自分の家から近場のどこに設置されているかを知ることが出来ますので、把握しておきましょう。
他の小型家電を処分する時にも活用できますので、知っておいて損はありません。また、自治体によっては独自の回収方法を行っている場所もあります。一度市役所やごみセンターなどに聞いてみることをオススメします。
不燃ごみとして処分する
電子辞書は基本的に小さめの大きさとなります。そのため、そのままの状態で不燃ごみとしての処分が可能となります。普通のごみとして、ごみ袋に入れていつもの収集場所に出すだけで完了です。費用はもちろん掛かりませんし、どこかに持ち込むという手間もありません。いつも通り、ただごみを出すだけでOKなので、誰でもすぐに実践することが可能です。
中にはこういった小型家電リサイクル法のアイテムは、捨ててあるのが分かるようにする必要がある自治体もあります。しかし、ほとんどの場合は普通にそのままごみとしての扱いが可能ですので、そこまで気にしなくても大丈夫です。こうした部分も、しっかり自治体に確認しておいてください。
知人や友人に譲る
電子辞書が欲しいという方は実は多くいます。勉強のために欲しいという方もいれば、ただ単に普通に辞書として家においておきたいという方もいらっしゃいます。しかし、欲しいけれど種類がありすぎて決められず、未だに買えていないなんて方もいるかもしれません。そのような場合、フリマプリ同様に使い勝手や情報量、どんな辞書が入っているのかなどを細かく伝え、本当に欲しいという方にぜひ譲るようにして下さい。
ごみを減らすことにもなり、まだ使えるアイテムを処分ではなく譲渡するという形にすれば、気持ち的にもすっきりとした感覚が芽生えてきます。どうしても使えるものを処分することに抵抗があるという場合、近場でだれか欲しい方がいないか聞いてみてください。
電子辞書を処分する上での注意点
電子辞書の処分をする際に、特に意識して気を付けるべきポイントをご紹介しますので、ぜひ聞いてください。
登録されている個人情報を削除する
電子辞書には個人情報を登録出来るものがあります。名前や年齢などという場合がほとんどですが、自分の年齢や名前だけでもこれは立派な個人情報となります。悪意ある人物がそれを見た場合、名前や年齢から特定されてしまうかもしれません。必ずこう言った情報は削除し初期化することが大切です。
電池を抜いてから捨てる
電子辞書はほぼ多くの場合が電池を処分してから捨てなければいけなないと言われます。電池は本体と処分方法が異なりますので、電池として正しく処分しなければいけません。また、古い電池を入れっぱなしで押し入れなどにしまっておいた場合、液漏れなどを起こしている場合もあります。確認の意味を込めて、まずは処分前に中を確認してください。
市区町村ごとのルールに則る
自治体のルールに則って処分を行う必要があります。粗大ごみとしてのルール、燃えるゴミや不燃物の処理ルール、小型リサイクル法の対象品目の別途ルールなど、こういった内容はしっかりと把握しておく必要があります。
少しでも間違えてしまえば回収を行ってくれないかもしれません。市区町村ごとに規定やルール、ゴミ出しの条件などは大きく異なっていますので、引っ越しなどをしたときは前の処分方法は全てリセットし、今住んでいる場所の分別ルールを1からしっかりと頭に入れておきましょう。
まとめ
- 小型家電リサイクル法の対象品目
- ごみとしての処分も可能
- フリマアプリでの処分も可能
- 電池は必ず抜いておく
- 市区町村のルールを知っておくのは必須
上記内容に注意して、自分が今一番捨てやすい方法を選びましょう。無理して処分する必要はありません。小さな電子辞書ですから、忘れないように気を付けつつ適切な方法をしっかり覚えるようにして下さい。