電気コンロは一昔前から主流になってきており、今ではほとんどのマンションやアパートなどにも設置されています。しかし、長年使っていくうちに不具合が出てきた、引っ越すから処分したいという方も多いくいらっしゃいます。

この記事では、そんな電気コンロの処分方法をご紹介致します。

電気コンロは自治体によって分別が異なる

電気コンロの主な処分方法ですが、分別は各自治体により異なりますので注意が必要です。「電気コンロの処分方法はこれ！」というような一貫性はありません。

そのため、自分の住んでいる場所の分別はどうなっているのか、電気コンロの大きさは関係あるのかなど、詳しく知っておく必要があります。処分方法の検討を行う際に、まずはこうした情報をしっかり集めておくようにして下さい。

電気コンロの処分方法

電気コンロの処分方法は、5つのパターンに分けられます。自治体でごみとして処分する方法をはじめ、お得に処分する方法、楽に処分する方法などをご紹介します。

粗大ごみとして処分する

大型の電気コンロは粗大ごみとして処分することが可能です。電気コンロの据え置き型は基本的に粗大ごみになると思っておくと良いでしょう。費用は自治体により異なりますが、基本的に5百円程度の料金になります。粗大ごみとして処分する際は、自分で持ち込むか回収をお願いするかのどちらかを選ぶ必要がありますので、自分がやりやすい処分方法を選択してください。

また、据え置き型を処分する際はなるべく業者に取り外しを依頼するようにして下さい。自分で取り外しを行うのは難しい場合が多いため、プロに依頼するのが一番安全で確実です。状態がいいものであれば業者によっては買取をお願いする事もできますので、まずは粗大ごみとして処分する前にこうした方法も視野に入れておくようにしましょう。

金物類として不燃ごみで処分する

卓上型の電気コンロなどは金物類として不燃ごみでの処分が可能です。コンロが1口タイプのものであれば不燃ごみとしての処分が出来ます。しかし、自治体によっては不燃ごみとしての扱いが出来ないという場合もありますので、処分前に必ず確認して下さい。不燃ごみとしての処分が可能な場合、ごみ袋に入れて口をしっかりと縛った状態でごみ収集場所に出すようにして下さい。指定の袋がある場合は必ずその袋に入れるようにしましょう。

フリマアプリに出品する

電気コンロは需要が年々増加してきており、フリマアプリなどでも多く出品されています。一人暮らしを始めるために1口タイプのものを探しているという方がかなり多く、ファミリータイプの大きいものよりも卓上型のコンパクトなものの方が需要が高い傾向にあります。フリマアプリに出品する際は必ずきれいな状態にしてから写真を撮るようにしましょう。また、撮影時は表面だけでなく裏側や製造年月日などが記載されたシールなどもしっかり掲載するようにして下さい。説明には今までの使用頻度などを記載しておけば、どのくらいの使用感があるものか伝わりやすくなります。

リサイクルショップに買取に出す

フリマアプリ同様に、かなり需要が高い人気アイテムの1つになっています。家電などは一定以上の需要が常にあるため、タイミングが合えば家電買い取りのキャンペーンなどを行っている事もあります。リサイクルショップに持ち込むときは、必ずきれいな状態に掃除してから持ち込むようにして下さい。特に埃や油汚れなどは要注意です。隅々までチェックし、完璧な状態にしてから査定をお願いするようにして下さい。リサイクルショップの場合、持ち込みをしてから現金化するまで早ければ数十分、数時間で完了しますので、効率よく現金化することが出来ます。今すぐお得に処分したいという方には特にオススメです。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に依頼するという方法もあります。しかし、これは電気コンロ1つだけというよりも、様々な処分品があるときの方が有効的な手段と言えます。様々な処分品があっても分別の必要もなく、まとめて一気に片付くのでかなり効率がいい方法になります。費用はかかりますが、面倒な手間も手続きなども不要なため、全て業者に任せて綺麗にしたいという方には特にオススメの方法と言えます。不用品回収業者の中には悪質なものもあるので注意してください。高額請求などの被害にあわないようにするためにも、何社か比較し信頼できるかどうかをしっかり見極めましょう。

電気コンロを処分する上での注意点

次の紹介するのは、処分するうえでの注意点になります。さらに効率よく処分をするためにもしっかり頭に入れておきましょう。

フリマアプリの場合は取り扱いに注意する

フリマアプリで出品する際、取り扱いには十分注意してください。電気コンロは非常に繊細な家電になります。そのため、衝撃などが加わると使用が出来なくなるという事もあります。発送時は特に気を付けて下さい。稼働品であっても、配達時に何かしらのトラブルがあったため、品物が相手に届いたときには使えなくなってしまっていたということもあります。そうなるとクレーム、もしくは返金などの対応をしなければいけません。稼働しなくなったものは売れることがないので、ごみとしての処分をしなければいけなくなります。非常に勿体ないので取り扱いには十分注意するようにして下さい。

状態が良くないと買い取ってもらえない

リサイクルショップなどに売る場合、売却可能な大前提として正常に稼働することがあげられます。しかし、それ以上に見た目のきれいさや状態の良さなども加味されます。いくら稼働品であっても、表面に焦げ付きや欠けなどがひどい場合は買取が出来ないと断られることもあります。稼働品であるという事、更に状態のいいものであることが、リサイクルショップで売るための必須項目と言えます。

まとめ

電気コンロは今後もますます需要が高まっていくものになります。また、昔から使用している場合でもここ最近調子が悪くなって買い替えなどを検討しているという方もいるかもしれません。

だからこそ、しっかり処分方法について知っておくと良いでしょう。