シャンデリアを購入し、取り付けたものの、時がたって趣味が変わるとどうしても部屋の雰囲気に合わず処分を考える事もあります。しかし、どう処分するのが正しいかよく知らないという方も多いはずです。
この記事を読んで、シャンデリアの正しい処分方法を学びましょう。
目次
シャンデリアの処分方法は自治体によって異なる
シャンデリアの処分方法は、各自治体により異なりますので注意してください。同じものであっても自治体が変わればゴミの出し方も変わります。
また、自治体ごとに大きさでの処分方法も変わってきますので、前もって処分する予定のシャンデリアの大きさなどを把握し、処分前に必ず自治体に一度問い合わせをして、ルールの確認をしておくと安心です。
シャンデリアの処分方法
シャンデリアはどう処分すればいいのかという疑問にお答えいたします。大きく分けて5つの方法に分けられるシャンデリア。それぞれを詳しくご紹介致しますので、適切な処分方法を選択しましょう。
粗大ごみとして処分する
大きなシャンデリアは粗大ごみとして処分することが出来ます。壊れていないけれどたばこのヤニなど汚れがひどいもの、劣化が激しいものなどはごみとしての処分以外は厳しいです。自治体により大きさの規定は異なりますが、基本的には1辺が30cm以上のものが対象となることが多いです。
シャンデリアはデザインにより大きさを測るのが難しい場合がありますので、とにかく直線にして一番大きな部分の長さを測るようにして下さい。丸い形であれば直径の長さを測ります。粗大ごみは自身で持ち込む、もしくは回収をお願いするという方法から選択します。費用は数百円程度で処分が出来ますので、負担も少なく一番簡単で楽に処分できる方法と言えます。
不燃ごみとして処分する
大きさが小さい場合、粗大ごみではなく家庭ごみとしての処分が可能です。基本的には不燃ごみとしての分別が正しくなります。ごみ袋に入れていつもの収集場所に出すだけでOKですが、ガラス素材のものの場合は中にシャンデリアが入っているということを見て分かるようにしておく必要があります。
ごみ袋が指定の場合は必ず守り、メモ用紙などでガラスが入っていると書き貼り付けておくようにして収集業者が怪我をしないようにしておく必要があります。不燃ごみの収集は1週間に1度、もしくは2週間の1度のペースなので、一度収集日を逃してしまうと最低でも1週間は待たなければいけません。ゴミを長い間共有のゴミ置き場に置いておくのは邪魔になり危険ですので、計画的に処分するようにしましょう。
不用品回収業者に依頼する
大きくてどうしようもできないものは、無理に自分で処分しようとせず回収業者に依頼しましょう。もしも一人で何もできないという時でも、取り外しなどの作業も請け負ってくれるためかなり楽に処分することが出来ます。その場合、必ず依頼する際にある程度の大きさや取り外しからお願いしたいという事を伝えておくようにして下さい。そのまま回収してくれるので、その日の内に全てを終わらせることが出来ます。
しかし、不用品回収業者の中にはかなり悪質な業者もいますので注意してください。よくある内容が「個人情報を流された」、「高額な請求をされた」などです。信頼できる業者かどうかしっかり見極めるようにして下さい。
友人に譲る
例えば新しい新居に引っ越した方、部屋の模様替えなどで雰囲気を変えた方など、もしそういった方の趣味に合うようなものであればぜひ譲りましょう。シャンデリアと言ってもその大きさやデザインは非常に豊富にありますので、中には自分の趣味とは合わないという事もあるかもしれません。そのため、必ず事前に実物を見てもらうことをオススメします。それでも欲しいという場合は快く譲渡しましょう。
渡す際は、出来る限り綺麗に掃除し、汚れやほこりなどがない状態にしておくようにして下さい。処分しようとしているものを引き取ってくれたので、取り付けなどの作業も手伝うようにするといいかもしれません。
フリマアプリで売る
フリマアプリでシャンデリアを出品することが出来ます。写真を複数アップしますが、全体像や様々な角度からデザインが良く分かるようなものを撮影して下さい。特に破損や汚れなどがある場合はしっかりそこを中心とした写真を掲載するようにすると分かりやすくなります。また、説明文でも劣化などは必ず説明するようにしましょう。
基本的にシャンデリアはガラス製のものが多くなりますので商品が売れた場合は割れないようにしっかりと梱包するようにして下さい。この対応を雑にしてしまうと、配送時に何かしらの衝撃が加わって割れてしまう事もあります。せっかく売れてもクレームになったり返金しなければいけなくなったりという事もありますので、最後までしっかりと丁寧な対応を心掛けて下さい。
シャンデリアを処分する上での注意点
シャンデリアの処分をするうえで特に注意すべき項目が以下の3つあります。
市区町村ごとのルールに則り処分する
市区町村毎にごみの分別ルールや出し方の決まりなどは大きく異なります。そのため「前住んでいた場所の処分方法」等は一切参考になりません。もしも間違った処分方法をしている場合、収集を断られる、そのまま回収されず放置されてしまうという事にもなります。決められた曜日や時間、指定ごみ袋など、その自治体ならではの決まりをしっかりと守ることを意識して下さい。
ガラスで怪我をしないように注意する
先ほどもお話ししたように、シャンデリアはガラス製のものが圧倒的に多くなります。そのため処分したり誰かに譲渡するにしても、怪我には十分気を付けるようにして下さい。中にはデザイン重視の非常に割れやすいようなものもあります。慎重に扱い、危険のないようにしましょう。
- ごみとして処分する際は、分かりやすいようにメモなどを貼っておく
- どこかへ送る際は必ず丁寧に梱包して緩衝材で隙間を埋める
必ずこの2点は守るようにして下さい。ガラスは大きな怪我の元です。特に注意しなければいけませんので、怪我をしないよう安全策を万全にするようにして下さい。
法人で処分する場合は産業廃棄物になる
法人でシャンデリアを処分する場合、産業廃棄物としての扱いになるので注意してください。自治体での処分が出来ず、依頼した業者に回収してもらうのが一般的な処分方法となります。その際、業者が「産業廃棄物処理許可証」を保有しているかを必ず確認してください。
まとめ
シャンデリアを迷わずスムーズに処分できるように、この記事の内容をしっかりと把握しておくようにしましょう。
どんな処分方法を選択したとしても、取り扱いには十分注意をし、怪我のないよう安全に手放すようにして下さい。