ベビーベッドは子供の成長と共に使わなくなり、場所も取るので邪魔に感じる方もいるでしょう。ですが「思い出があるから捨てたくない」という方もいるかもしれません。
この記事では、ベビーベッドはどう手放すべきか、捨てる以外の方法はあるのか、などを詳しくご紹介致します。
目次
ベビーベッドを処分するタイミング
新しい家族を迎え入れる準備として、多くの方がベビーベッドを購入するのではないでしょうか?柵があり赤ちゃんを安全に守れるベビーベッドは重宝します。しかし、つかまり立ちやずりばいなどが出来るようになればベビーベッドを使う機会は減っていきますよね。
ねんね期であれば安全なベビーベッドですが、立つ事が出来るようになれば逆に落下事故などが起き危険性が増してしまいます。ベビーベッドをおいておくことで危険が生じる可能性が高くなるのであれば処分するタイミングが来たと言えるでしょう。
処分方法は育児の負担と合わせて考える
大きなベビーベッドは処分するだけでも一苦労です。小さな子供がいる家庭では解体するだけでも危険を伴います。のちほど処分方法をご紹介しますが、その方法は育児の負担と合わせて考える必要があります。ちょこちょこ動くお子様がいては、スムーズな処分も難しくなります。無理に処分しようとはせず、場所があればいったん保管しておき、余裕のある時に処分することで育児とのバランスをとることが出来ます。家族で協力しながら行っていくようにして下さい。
ベビーベッドの処分方法
それでは、ここでベビーベッドの処分方法についてご紹介致します。
- ごみとして処分する
- 使える物を有効活用する
上記の2パターンが基本になります。それぞれの詳しい方法をしっかり把握してください。
粗大ごみとして処分
ベビーベッドは小さなものでもそれなりに重量、大きさがあります。そのままの状態で捨てる場合、粗大ごみとして処分する方法が一番簡単となります。自ら持ち込むこともできますが、小さなお子様がいてはそれも難しい場合があります。その際は、ごみの収集センターに連絡をし、予約した日時に取りに来てくれるように依頼して下さい。自治体により回収は数日から1週間程度待つ場合が多くありますので、その間に粗大ごみシールなどを準備しておきましょう。
解体して家庭ごみとして処分
ベビーベットのネジを1つ1つ外せば誰でもバラバラにすることが出来ます。また、大きいものは小さく切断して処分が必要になりますが、基本的にベビーベッドは木製のものが大半になるので、時間はかかりますが解体が不可能という事はありません。しかし、その際にお子様が怪我や誤飲などを起こさないよう注意しておく必要があります。無理に解体せず、パートナーがいる時に少しづつ解体したり、休日に一気に解体する方法を取りましょう。小さくすれば燃えるごみとして処分が出来ますので、費用も掛からず一般ごみと同じように収集してくれます。
不用品回収業者に依頼
- 解体できないようなタイプのベビーベッド
- 木製ではないベビーベット
- 重量がかなりあり持ち運ぶのが困難なベビーベッド
などもあります。
このようなベビーベットは、不用品回収業者に依頼をすることがオススメです。自宅まで引き取りに来てくれるので子供がいても安心して回収をお願いすることが可能になります。費用はかかってしまいますが、安全面を考慮すると一番適切な方法です。
リサイクルショップに引き取ってもらう
ベビーベッドがまだまだ使える場合、比較的綺麗で劣化などがない場合は、リサイクルショップへ持っていくことで買い取ってくれます。ベビー用品などは非常に需要が高く、多くのリサイクルショップでは積極的に買取を行っています。また、ベビー用品を専門的に扱っているリサイクルショップなどでは、多少の破損などがあっても使用に問題なければそこそこの金額で買い取ってくれますので、「まだ使えるけどうちではもう必要ない」という場合は、ぜひリサイクルショップへ持って行って下さい。
フリマアプリに出品
リサイクルショップに限らず、無料で活用できるフリマアプリでも、ベビー用品は非常に人気のアイテムになります。成長過程の決まった期間しか使わないので、中古のものを探しているかたはとても多いです。フリマアプリでは、持ち主が分かる・詳しくアイテムについての説明が聞ける・リアルな使い勝手などを知ることが出来るというメリットがたくさんあります。
傷や汚れなどの劣化部分は必ず写真に収め、自分が使用した感じや子供の様子などを詳しく説明すると、早めに買い手を見つけることが出来ます。相場より若干安めにすることで、多くの方に見てもらえる確率は上がります。
欲しい人に譲る
近所で新しく家族を迎えた方がいたり、知り合いで小さなお子様がいる家庭がある場合、もしもベビーベッドが欲しいという方がいればぜひ譲って下さい。また、もしも周りにそういった方がいない場合、お住いの地域の役所などに問い合わせてみて下さい。場所によっては、地域での譲り合いの場を設けていることがあります。市役所内の掲示板やホームページなどで「こんなベビーベッドがあります!」と市民に向けて発信してくれます。本当に必要な方に届けることができるため、ぜひ活用してください。
ベビーベッドを売却する上のポイント
基本的に、ベビーベッドは処分ではなく、リサイクルショップやベビー用品のお店に売るという方法が一般的です。その際、下記の2つのポイントに意識することで、より効率的に手放すことが可能となります。それぞれ詳しくご紹介致します。
傷や汚れをチェック
ベビーベッドの経年劣化による多少の傷や汚れは中古品のため仕方ありませんが、掃除して綺麗になるレベルの汚れなどは、しっかりメンテナンスを行い、良好な状態に整えておく必要があります。見た目のきれいさは売却時の価格に大きく影響します。子供が貼ったシールなども剥がし、見栄えを整えることでより売却価格をあげることが可能です。次に使う方のために出来る限り綺麗な状態にすることを意識しておくようにして下さい。
ベビーカーなどの複数のアイテムをまとめる
子供のアイテムは様々なものがすぐに使えなくなっていきます。サイズアウトした洋服が増えた、遊ばないおもちゃが場所を取るなど、こうした不要なものはまとめておき、ベビーベッドを売却する際に一気に売ってしまうと楽に処分できます。お店によっては、単品で持ち込むよりまとめて大量に売却することでいくらか価格をあげてくれる場合もあります。1つ1つをちょこちょこ売るのではなく、あえて溜めておき、ある程度の量になったらまとめて売却することで効率的に手放すことが可能になります。
まとめ
ベビーベッドは子供が成長していく中で段々必要なくなっていきます。自分の子供がいつも寝ていたベビーベッドは、手放すのが少し寂しくなることもあります。しかし、大きく重さもあるベビーベッドがあることで、元気に走り回るスペースが狭まってしまうなんてこともありますよね。
今の我が子には何が必要なのか、何が不要なものなのかをしっかり判断し、成長の過程に合わせて適切に見極めていくことが大切です。