アンプはギターやベースなどの楽器を愛用している方であれば必須アイテムともいえる重要なものです。しかし、不具合が起こったり壊れてしまって使えないなんてことが急に起こることもしばしば…。でも「処分方法が分からない」「アンプってごみになる?」などと悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
ここでは、そんな悩みを一気に解決できる情報を詳しくご紹介致します。
目次
アンプは小型家電リサイクル法の対象
リサイクルできるアイテムに定められている小型家電リサイクル法、実はアンプもこの対象となっています。そのため、処分方法は非常に様々な内容に分かれており、自分の都合や処分のしやすさ、アンプの状態によって色々選べるようになっています。難しいことはありませんので、しっかり内容を理解しておきましょう。
アンプの処分方法
アンプの処分方法についてご紹介致します。大きく分けて4つの方法となりますが、その中でも詳しく分けられる内容となっていますので、よく読んでしっかりと頭に入れておいてください。
自治体のルールに則り処分する場合
アンプの処分で最も簡単なのが自治体による処分です。普段のごみ捨てと同様になりますので慣れていますし、他の方法と比べ費用も一番安く済みます。自治体のルールに則り処分することが重要ですが、その中でも様々な処分方法がありますので1つ1つ詳しく見ていきましょう。
自治体の回収ボックスに入れる
記事の冒頭でご紹介したように、アンプは小型家電リサイクルの対象品目です。その為様々な場所に設置してある回収ボックスに入れることで処分完了となります。市役所、ショッピングモール、家電量販店、公民館、図書館など、実に幅広いジャンルの施設に設置されているため、自宅から近い場所に設置されている回収ボックスも多くあります。どの回収ボックスに入れても問題はありませんので、家から近い場所、遊びに出かけた時に合った場所など、何かのついでに出かけた際にでも回収ボックスの位置を確認しておきましょう。
燃えないゴミとして出す
アンプを燃えないごみとして出す場合は、特に細かな決まりなどはありません。自治体によって細かな出し方を確認する必要がありますが、基本的には普段のごみ捨てと同じように処分してOKです。しかし、必ず最初に分別ルールは確認しておいてください。ごみ処分方法の冊子などを見てみると、アンプなどの詳しい処分方法が掲載していることがありますのでチェックしてみましょう。
粗大ゴミとして出す
大きさのあるものは粗大ごみとして処分が可能となりますが、自治体によりその大きさの規定は異なります。必ず処分前に確認しておくようにしましょう。大体は1辺が30cm以上のものであれば粗大ごみに分類されます。それ以下のものは不燃ごみになりますので、まずは処分品の大きさを測り具体的に数字で残しておくようにしましょう。その後しっかりと自治体のルールを把握することで、正しい処分が可能となります。
フリマアプリで売る
こういったアンプはどちらかというと専門性の高いアイテムとなります。しかし。一定数以上の需要があることも確かです。また、中古品などは「安くとりあえず一式そろえたい」という方に特に人気があります。こういった面からもフリマアプリなどに出品すると、予想以上の食いつきを感じられます。値段も自分で決められますし、送料もこっちが負担するか相手側にお願いするか設定もできます。すぐ売れるという事はありませんが、上手くいけば数日以内に買い手を見つけることが出来ます。
楽器・オーディオ専門店で買取してもらう
所有しているものが有名メーカーやブランドの良いアンプであれば、専門のお店で買い取ってもらうことが出来ます。リサイクルショップなどとは違い、音楽関連のプロの目で査定を行ってくれるので安心感があります。物によっては予想以上の高値が付くこともあります。また、持ち込んだその場で査定を行い、そのまま現金化してくれるのですぐに処分したい方にはとくにおすすめの方法と言えます。
知人や友人に譲る
近くで同じように楽器を演奏している方などはいますか?また、今から始めようとしている方、とりあえず楽器は持っているけどアンプはまだ揃えていない方など、もしほしいという方がいれば譲ってあげるという方法もあります。使い方を教えたり、何か不具合などが発生した場合も対処できるため、相手にも安心感を与えることが出来ます。ごみとしての処分ではなく、活用してくれる相手への譲渡になるので気持ち的にも軽やかになっていきます。
アンプを処分する上での注意点
アンプの処分を行う時に気を付けるべきポイントが3つあります。よく確認し、失敗しないよう徹底した準備を行いましょう。
大きさによって処分方法が異なるので必ず確認す
先ほどお話した処分方法ですが、自治体の場合は大きさで処分方法は変わります。回収ボックスに入れる際は気にする必要はありませんが、普通ごみとして出すか、粗大ごみになるかで変わりますので、必ず前もって大きさを測っておくようにしましょう。
大きさをしっかり把握しておくことで、いざという時にアタフタせずスムーズな処分が出来ます。
市区町村ごとのルールに則る
粗大ごみや不燃ごみとしてのルールはもちろん、リサイクル法のルールなどもしっかりと確認しておきましょう。自治体によっては、小型家電リサイクル法のアイテムはごみとしての処分を行わず、全てリサイクル品としての回収を推進している場所もあります。まずは市役所、もしくはごみの収集センターなどに確認し、正しい情報をしっかり集めておきましょう。
売る場合は使用可能か必ず確認する
アンプを売るという場合、稼働品かどうか、不具合や劣化の状態はどの程度か、欠陥部分があるのかなど、非常に細かくチェックするようにして下さい。使用できるかできないかはとても大きなポイントになります。ずっと仕舞ってあって何年も使っていないアンプなどは、保存環境が悪ければそのまま壊れてしまっていることもありかねません。そのため、売りに出すよりもまずは動作確認と劣化状況のチェックを徹底して行いましょう。
まとめ
ギターやベース愛する方には必須と言っても過言ではないアンプですが、壊れて動かなくなったから処分したい、まだ使えるものだけど事情によりどうしても処分しなければいけないなど、人により手放す理由も様々です。しかし、今まで愛用してきたアイテムだからこそ正しく処分したいと言う気持ちはみな持っている事だと思います。
この記事の内容を把握し、その時の自分の状況などを考慮しつつ、正しく適切な処分方法を選べるように準備しておくことが肝心です。