アルバムは昔の懐かしい写真や思い出が詰まっています。しかし引っ越しなどの都合で、整理し処分を考えるという事もあるかもしれません。
アルバムの正しい処分方法を知り、適切な方法で手放せるように準備しておきましょう。
目次
写真や金属パーツなどを分別しておく
アルバムは中に写真を収納するものもありますし、金属のパーツを使っているものもあります。処分前に写真は外してまとめておき、アルバムに使用されている金属などの小さなパーツは、怪我をしないよう袋などに入れてわかるようにしておいて下さい。
特に小さなお子様がいる家庭は、誤飲事故にも繋がりますので気を付けましょう。
アルバムの処分方法
アルバムの処分は特に難しいことはありませんが、それぞれの適切なやり方をしっかりと把握しておくことが大切です。
家庭ごみとして処分
アルバムの一般的な処分方法は一般ゴミとして処分することです。アルバムは写真を収納するものがほとんどですが、中には写真がそのままページとなっており、アルバムと一体化しているようなものもあります。この場合、アルバムごと捨てるという形になりますが、特に抵抗がなければこの方法が一番簡単になります。
写真を収納するタイプのアルバムは、多くが燃えるごみとしての処分が可能です。アルバムに金属パーツが使われている場合はしっかり分別し、燃えるゴミ、もしくは燃えないごみとして各自治体の方法に従って処分して下さい。
ごみ処理場まで持っていく
「普通のごみとして出せても、収集場に写真を置いておくのは何だか不安…」と思う方もいるでしょう。その場合、直接ごみ処理場まで持ち込むという方法もあります。自治体によっては特に予約をせずに持ち込みが出来る場所もありますが、事前に予約して時間を決めてから持って行かなければならない場所もあります。
各自治体・ごみ処理場によって対応方法は異なりますので、二度手間にならないよう最初に「予約が必要か」「持ち込み可能な時間はいつか」の確認す
ることを忘れないようにして下さい。
不用品回収業者に依頼
「家の中を丸ごと整理していたらアルバムが大量に出てきた。処分したいけど持ち運ぶのも大変だしどうしよう。」という場合もあるでしょう。アルバムは溜まっていくと何年分、何十年分となっていき、量も大変なことになります。アルバムの他にもいらない物が大量にあって、全てを一気にすっきりさせたい時は不用品業者にまとめて引き取ってもらう方法がオススメです。
神社でお焚き上げしてもらう
アルバムを処分する際、中の写真も一緒に処分をしたい場合もありますよね。しかし、顔が映っている写真や思い出深い写真は処分に戸惑ってしまうかと思います。そういう場合は、神社でお焚き上げをしてもらうことをオススメします。それなりに費用は掛かりますが、ただ処分するよりは気持ち的にもすっきりします。ネットで検索すれば行ってくれる場所を簡単に見つけることもできますので、一度話を聞いてみるのもいいでしょう。
アルバムを処分する上でのポイント
アルバムの処分は特別な専門知識が必要ではないので、誰でも簡単に処分することが出来ます。しかし、処分する上で気を付けていなければいけないポイントがあります。特に気を付けるべき2つのポイントをご紹介致します。
個人情報が漏れていないかチェック
アルバムの中の写真は個人情報が満載で非常に危険です。「名前も住所も書いて無いから大丈夫」と思われるかもしれませんが、例えば小さな子供の写真では、幼稚園や小学校の行事の写真から通っている施設も分かってしまいますし、場合によっては名札などで名前も把握されてしまいます。また、写っている場所が分かりやすいものであれば自宅周辺も特定されてしまう事もあります。悪意ある人間がそういった情報を知ることで、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうことも大いにあり得ます。念には念を入れ、個人情報の漏洩に注意してください。「ちょっと気にしすぎかな?」と思うくらいしっかり対策を行うと安心です。
思い出を別の形で残しておく
アルバムの中の写真は大切な思い出です。そのまま処分してしまった場合、昔の思い出まで消えてしまうような感覚があるかもしれません。そんな時は、本当に必要な写真だけを手元に残したり、アルバムの中の写真をデータとしてデジタル化するなど、違った形として残しておいて下さい。アルバム1つを1つのデータにまとめれば、形が変わっても思い出はそのまま保存されます。手放した後に後悔しないよう、大切な思い出は別の形で残すようにしておきましょう。
まとめ
- 一般ごみとしてアルバムを処分する
- 業者に依頼し引き取ってもらう
- お焚き上げしてもらいスッキリと手放す
大まかに分けて処分方法は上記の3つになります。どの方法を選んでも、個人情報に注意することは忘れないようにして下さい。また、思い出を手放すのは寂しく感じる事もありますが違った形で手元に残せます。自分の気持ちを大切にし、無理に全て処分するのではなく様々な方法から一番最適な手放し方を選ぶようにしましょう。